2024年2月13日(火)、午後3時頃、四ツ谷駅付近にある日本コントラクトブリッジ連盟で用事を済ませてから歩いて3分ほどの場所にあるドン・ボスコ店に立ち寄りました。特に何か買いたいものがあった訳ではないものの久しぶりに入ってみたくなったのでした。
それにしても、個人的にはカトリック新聞を購読していませんので能登半島地域にある潰れた教会について書かれてありましたのでカトリック新聞を1部買いました。一応、FACEBOOKでカリタス・ジャパンの報告を読んでいますが、特に買いたいものがなくても何かを買わないと店を出ると失礼だと思い、それを買った訳でした。
いつも私がキリスト教関連の本を買う際には、イグナチオ教会の小さな書店かエンデルレ書店でした。最近ではアマゾンで買うことが多いですけどね。
そして、千葉県流山市に引っ越してから東京へ電車で移動するにも片道2時間かかる為、四ツ谷まで行くことがなくなりました。そんな約5年間ほど四ツ谷から遠のいていた間にドン・ボスコ店の内装も若干変わり商品の数も増えていました。
こちらは、色々なライフ・イベントに使用する為のカードが売られています。
この日本の聖母マリアのクリスマスカードが大好きだったんですよね。待降節が始まると私が大学生の頃に通っていた金沢市内にあるカトリック広坂教会の売店で売り出されますが、それがまた大人気でたった1日で売り切れてしまうほどでした。私の場合、ドイツにいる友達(ドイツ人)にこの日本の聖母マリアのクリスマスカードを送りたくて毎年必ず買っていました。
壁に飾る為の御絵もあります。
そして、今回、このドン・ボスコ店へ来て気付いたのは聖母マリアとイエス・キリストの像が増えたということでした。こんな大きな聖母マリア像なんて数年前にはありませんでしたからね。
大天使ミカエル像とアッシジの聖フランシスコ像ですかね?でも、アッシジの聖フランシスコの見分け方って「鳩」じゃなかったっけ?
しかし、調べてみると数年前から「聖フランシスコとオオカミ」が流行っているようですね。とにかく、動物好きということで本も売られています。
ご興味がおありの方は、サイト「聖フランシスコとオオカミ」をご参考になさって下さい。
赤ちゃんを抱いているのが聖アントニオ像(聖パドヴァのアントニオ)です。
※ こちらのコーナーというか棚には南米系(ラテン系)諸国で崇拝されている聖人像が置かれています。サント・ニーニョ像など。
水色のベールとピンク色のドレスを着ているのは「聖母マリアの汚れなきみ心」と呼ばれる種類の聖母マリア像です。
※ WIKI の説明によると見分け方は、「剣で刺しぬかれ、炎に包まれており、棘で括られて流血している心臓 またはゆりの花」だそうです。
しかし、東日本地域では聖母マリアと言えば水色と白色のドレスがトレードマークの「ルルドの聖母マリア」か「無原罪の聖母」が一般的ですね。
※ 右端に立っている王冠を被った聖母マリアは「扶助者聖マリア像」ですね。その見分け方は「王冠」の形です。
※ もう1種類別のタイプの王冠を被った聖母マリア像がありますが、それはポルトガル発祥の「ファティマの聖母マリア像」と呼ばれています。その「ファティマの聖母マリア像」は九州地方やマカオなどのスペインやポルトガルの植民地だった地域で比較的に人気があります。別に九州は植民地ではなくてもラテン系宣教師によってキリスト教が伝えられましたので。
私が37年前に受洗したカトリック広坂教会ではカルメル会所属のイタリア人司祭が石川県全体を管理していましたので、聖母マリア像といえば「ルルドの聖母マリア」と「無原罪の聖母」しか知りませんでした。2017年のゴールデンウイークに長崎県へ巡礼の旅に行くまで「ファティマの聖母マリア像」があるなんて知らなかったんですね。そして、マカオを旅しても「ファティマの聖母マリア像」が主流でした。
九州地方と中国地方以外の日本では西ヨーロッパ出身の宣教師が多いからだと思います、「ルルドの聖母マリア」と「無原罪の聖母」が主流なのは。
クリスマス用のプレゼピオや小型の聖人像も販売されています。
数種類の「不思議のメダイ」などが売られています。「不思議のメダイ」だけでも50種類ほどあります。
そして、諸聖人のメダイも売られています。
そして、支払いの際にレジのお姉さんからこの第266代ローマ教皇教皇フランシスコの横顔写真が付いたカレンダーを頂きました。
私が今回ドン・ボスコ店で買ったのは、カトリック新聞とフランス産のルルド聖母のパスティーユです。
ルルド聖母のパスティーユは、1袋509円ですね。ドン・ボスコ店のレシートに描かれている横顔はイタリア人司祭ドン・ボスコ神父(ジョヴァンニ・メルキオッレ・ボスコ)です。
※ WIKIの説明によると、「19世紀に活躍した北イタリアのカトリック司祭、教育者。カトリック修道会であるサレジオ会、扶助者聖母会(サレジアン・シスターズ)の創立者。カトリック教会・聖公会で聖人であり、カトリック教会では出版関係者の守護聖人」とあり、聖公会でも列聖されているとのことです。
こちらが、フランス産のルルド聖母のパスティーユです。フランスのルルド市内には聖ベルナデッタが聖母マリアから掘るように命じられて掘り当てた温泉があります、ルルドの泉と呼ばれています。そのルルドの泉の鉱泉は万病に効くと評判になり世界中からルルドの泉を汲みにカトリック信者がやって来るようになりました。そのルルドの泉の鉱泉で粉砂糖を練り上げた飴がこのフランス産のルルド聖母のパスティーユです。
特に何かほしい訳でもなくふらっと立ち寄ったドン・ボスコ店で何か買わないと店を出ると失礼と思って買ったフランス産のルルド聖母のパスティーユですが・・・、
ちょうど、カトリック佐久教会でお世話になっているお友達の結花さんが胆嚢摘出手術を受け入院されていたとのことで、早速結花さんにこのフランス産のルルド聖母のパスティーユを送りました。この一連の出来事で何かしら不思議なものを感じました。
(画像提供:Tomoko Etheldreda Umezawa - Chat)
ルルドの泉の鉱泉を聖母マリアのお告げによって掘り当てた聖ベルナデッタの腐敗しないご遺体については後ほど改めて書きたいと思いますが、フランスのピレネー山脈の麓にあるマサビエルの小さな洞窟で湧き出る聖水について以下のYOUTUBE動画で説明されています。
ご興味がおありの方は観てみて下さい。解説は英語ですが、レントゲン写真などで分かり易く説明されていますので英語が苦手の方でも理解できると思います。