2024年2月13日(火)、日本コントラクト・ブリッジ連盟で用事を済ませた後、その日本コントラクト・ブリッジ連盟のビルの道を挟んだ向かい側に聖パウロ修道会が経営する修道院菓子店『サン・パオリーノ』があります。以前にも立ち寄ったことがありましたが、コロナ流行にも負けずに営業を続けていて下さり感謝です。皆さんも是非一度お立ち寄り下さい。

 

 

※ 修道院菓子店『サン・パオリーノ』で販売されている商品は、以下の修道会によって製作、及び、製造されたものです。

 

 

 

下差し 地図上で見るとJR四ツ谷駅から歩いて10分ほどですが、ドコモ店の角を曲がって小道に入ります。

 

(画像提供:Google Map)

 

下差し こちらがJR四ツ谷駅前の交差点ですが、この交差点の角っこに建っているのが聖パウロ修道会が経営する「サンパウロ書店」です。この『サンパウロ書店』と修道院菓子店『サン・パオリーノ』の経営者は同じ聖パウロ修道会です。

 

(画像提供:Google Map)

 

 

下差し サンパウロ書店』から真っ直ぐ新宿御苑の方向へ向かって20歩ほど歩くとドコモ店があります。その角っこを曲がって小道に入ると直ぐにこの修道院菓子店『サン・パオリーノ』があります。

 

 

下差し カトリック教会は特にバレンタインデーの男女間でのプレゼント交換イベントとは関係ありませんが、これも商売ですから仕方ないですね。

 

 

下差し レジのカウンターで待機している若い兄さんがいらっしゃいますが、この方は、四ツ谷にある聖パウロ修道会で司祭になる為の修行をしていらっしゃる方ですね。

 

 

下差し この修道院菓子店『サン・パオリーノ』には、一般的には、日本にあるカトリック修道会は生活費を得る為にワインを醸造して販売したり、お菓子を製造して販売したりしています。もう少し規模が大きくなると上智大学など学校や病院、老人ホームや障碍者施設を経営したりしていますが。

 

 

下差し 店内の広さはというと・・・、かなり狭いです。4畳ほどのスペースの中にできる限り多くの商品が陳列されているという感じでしょうか。しかし、満員御礼で身動きが取れなくなることはないので問題はないです。

 

 

下差し 少しだけですが、このような修道院で製作された聖家族像も販売されていました。

 

 

下差し こちらは、南米メキシコなどで製作されたような感じの聖母マリア像やキリスト像、幼き聖テレジア像もありました。値札がないので売り物かどうかは分からないです。

 

 

下差し 幼き聖テレジアの御絵が飾られています。このこけしたちは『起き上がり人形シスター』だそうです、ドミニコ会によって製作されたものです。

 

 

下差し 蜂蜜のロウソクは、厳律シトー会天使の聖母トラピスチヌ修道院 = 北海道)によって製造されました。

 

 

下差し こちらのブレスレット式ロザリオは聖パウロ修道会によって製作されました。

 

 

下差し こちらの木製のタイル(壁に飾る)は、フランス製で、フランスにある女子ベネディクト会ノートルダム・ド・ヴェ二エール修道院)で製作されました。

 

 

※ 修道院菓子店『サン・パオリーノ』の通販サイトでもお買い求めできます。

 

 

下差し こちらの、クリスマスツリー用のオーナメントもフランスにある女子ベネディクト会ノートルダム・ド・ヴェ二エール修道院)で製作されました。

 

 

下差し こちらに並べられているクッキーなどの焼き菓子は主に日本にある修道院で製造されたものです。

 

日本では、北海道土産としてトラピスト修道院のバター飴やビスケットが有名ですが、それ以外の修道会でもそのような土産品としての焼き菓子を販売しています。

 

 

下差し 主に、日本にあるカトリック修道会の本部はヨーロッパにありますので、日本の修道院のシスターたちが焼き菓子を製造していても日本の煎餅みたいなものではなく、ヨーロッパの本部がある土地の焼き菓子を製造しています。例えば、本部がオランダとベルギーの国境沿いにある修道会ではワッフルを焼いて販売するなど。

 

 

下差し 2014年5月25日(日)にイグナチオ教会のミサに出席した後に立ち寄り厳律シトー会で製造されたガレット・ブルトンヌを買って頂いてみましたが、やっぱり本部がブルゴーニュ地方のシトー市(現在のサン=ニコラ=レ=シトー市)にあるだけあってバターたっぷりで美味しかったです。巷の輸入食品店で売られているフランス産クッキーよりもはるかに美味しいです。

 

 

※ その修道院がある地方まで出向かなくても、日本各地にある修道院で製造された焼き菓子を買うことができるなんて素晴らしいですね。 

 

 

下差し そして、私が心の故郷と思っている長崎県外海地区(隠れキリシタン集落)で製造された『ド・ロさまそうめん』もありました。

 

※ 2017年のゴールデンウイークに遠藤周作が書いた『沈黙』の舞台となった、そして、またマルティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 -サイレンス-』の舞台となった長崎県外海地区へ聖地巡礼に行き、最初の1日だけ隠れキリシタンの末裔でカトリック教会に復帰された江口さんとう女性に外海地区を案内して頂きました。

 

 

 

その1日の終わりに案内して頂いた料金3000円をお渡しして、夕食として遠藤周作記念館にあるレストランで『ド・ロさまそうめん』を江口さんの分も頼んで一緒に頂きました。その出汁はあご出汁ではなかったものの、江口さんが九州弁で「うまか~!」と呟かれたのを覚えています。丸1日一緒に行動して最後に九州弁で呟かれたということは江口さんが私に素の部分を見せて下さったということですよね。そんなちょとした感激したできごとを思い出させる『ド・ロさまそうめん』を1袋買いました。

 

 

下差し こちらは、北海道にあるカルメル修道会によって製造されたチョコレートです。

 

※ 個人的には、今から37年前に私が受洗したカトリック広坂教会もイタリア系カルメル修道会の管轄でしたのでカルメル会は今でも自分が属する修道会というイメージがありますね。

 

 

下差し こちらの、「ミルク味」を1つ買いました。

 

 

下差し こちらは、缶詰ジャムやトマトソースなどのコーナーです。

 

 

下差し カトリック教会の聖体拝領で使うワインもユダヤ教コシェル食事規定と同様にバチカン本部の認定されているものに限定されているので修道院で醸造されています。

 

 

 

下差し こちらが、修道院菓子店『サン・パオリーノ』で買った『ド・ロさまそうめん』とカルメル修道会によって製造されたチョコレートです。

 

 

下差し これ、東京都内にある長崎県アンテナショップでも販売されていたと思いますが、貴重な『ド・ロさまそうめん』なので次回実際に盛り付けてから撮影して記事にしたいと思います。

 

 

下差し 株式会社サンフリードから販売されています。ネットでもご注文頂けます。

 

 

 

 

下差し こちらが、カルメル修道会で製造されたチョコレートです。

 

 

下差し 賞味期限が2024年6月30日(日)になっています。結構、賞味期限が短いですね、生チョコってことでしょうか。

 

 

下差し こんな感じでちゃんと密閉されています。

 

 

下差し 明治製菓とかお口の恋人ロッテのように舌の上でなめらかにとろける美味しいチョコレートでした。

 

※ ポーランド産とかロシア産とかの東欧の発展途上国で製造されたチョコレートよりもはるかにレベルが高いです。安心して食べることができます。