(画像提供:在日ウクライナ正教会のX)

 

2023年12月17日(日)、神谷町にある聖オルバン教会で午後1時から始まる在日ウクライナ正教会での礼拝が終わった後、ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク (Щедрик)>によるミニコンサートが行われました。

 

 

下差し 以前であれば、毎月第一日曜日の礼拝だけ日本語で行われるはずだったのですが、最近では日本人の参加者も増えたということで第三日曜日の礼拝も日本語と英語とウクライナ語で行われるようになりました。

 

日本人の皆さんもこの在日ウクライナ正教会に関するブログ記事を読んで参加して下さっているとのことで嬉しく思います。有難うございます。

 

 

下差し 今日は、ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>のミニコンサートがあるというので参加者も多いだろうと予想していましたが、意外にそれほどでもありませんでした。その代わりに間近で観ることができたので良かったです。

 

 

上差し 今回は、礼拝中に歌うウクライナ語の讃美歌もウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>のメンバーの方々が歌って下さいました。とても美しい歌声で感動しました。

 

 

下差し 今年、2023年度9月1日(金)からウクライナ正教会はロシア正教会から決別する為にユリウス暦からグレゴリオ暦に変更しましたので、クリスマス礼拝はカトリック教会やプロテスタント教会と同じように12月24日(日)と25日(月)に行われます。

 

 

 

下差し ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>のミニコンサートが終わった後、参加者全員で合同撮影をしました。

 

※ 因みに、私はカメラマン兼ブログ記事を書く担当ですので私自身は写っていませんが、約5名の方からの依頼でその方々のスマホカメラをお借りして撮影もすることになりました。ちゃんと撮れていると良いのですが・・・、失敗していたらお赦し下さい!この写真を使用して頂けたらと思います。

 

 

下差し こちらは、ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>のメンバーの皆さんとポール司祭です。

 

 

下差し ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>のメンバーの皆さんのウクライナ民族衣装がとてもステキでした。

 

 

下差し ウクライナ民謡って女性のみの合唱団員によって歌われるイメージがありましたが、男性メンバーの方々も歌って下さいました。

 

 

下差し 美しい歌声が聖堂内に響き渡り聴いている私たちもとても癒されました。たった6名の合唱団員によるコーラスでしたが物足りなさを全く感じることなく大盛り上がりでした。

 

 

下差し 東京在住のウクライナ人女性信者さんのお一人が歌ってほしい曲をリクエストしていらっしゃいました・・・、というか偶然に大好きな曲を歌って下さったので喜んでらっしゃいました。

 

 

下差し この在日ウクライナ正教会の礼拝の最後に毎回のように真面目な表情でウクライナ国歌を歌っていますが、今回はまたそれとは違った雰囲気で明るくウクライナ語の歌を楽しむことができました。ガザ戦争でロシア軍によるウクライナ侵攻の話題がいつの間にか消えてしまいましたが、早く世界に平和が戻ってくるよう祈ります。

 

 

下差し こんなに美しい民族衣装で民謡もあり文化もあるウクライナという国が消えることなく永遠の存続しますように。

 

 

下差し 全部で3曲歌って下さり、その中の最初に歌って下さった曲です。とてもキレイな歌声を有難うございました!

 

 

 

 

 ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>さんの公式サイトや旧ツイッターXなどがネット上で検索しても見つかりませんでしたが、お仕事依頼がおありの方、又は、合唱団のメンバーになりたい方がいらっしゃいましたら、在日ウクライナ正教会の方へご連絡頂けたらと思います。

 

 

下差し ここで、ウクライナ民謡合唱団<シチェドリク」(Щедрик)>さんの「シチェドリク」(Щедрик)」の意味について調べてみましたので、WIKIからの情報をちょっと和訳してお伝えしたいと思います。もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが。

 

<WIKIの説明文和訳始め>

(画像提供:WIKI - Shchedryk)

 

「シュチェドリク」(ウクライナ語: Щедрик、Щедрий вечiр、「豊かな夕べ」の意味)は、ウクライナのシュチェドリクカ、又は、新年を祝う為の歌です。英語の曲名では「The Little Swallow」として知られています。この曲は1916年に作曲家であり教師であったミコラ・レオントヴィチによって編曲されたもので、歌詞の内容としては一羽のツバメが家に飛んで来て次の春に訪れる幸福願って歌うという物語になっています。 「シチェドリク」はもともとユリウス暦(旧式12月31日)の大晦日、1月13日の夜、つまりシチェドリ・ヴェシールの祝日に歌われました。この作品の最初の公演はキエフ大学の合唱団によって行われました。

 

「シュチェドリク」は、ピーター・J・ウィルハウスキーによって英語版のクリスマスキャロル「キャロル・オブ・ザ・ベルズ(Carol of the Bells)」として編曲され、1922年10月5日にカーネギーホールでアレクサンダー・コシェッツ率いるウクライナ国立合唱団によるオリジナルのパフォーマンスに従って歌われました。ピーター・J・ウィルハウスキーは1936年に自分の新しい歌詞(ウクライナ語の歌詞に基づいていないもの)を著作権で保護し出版し、この曲は米国とカナダで人気を博しクリスマスでよく歌われるようになりました。

 

概念的には、この曲のウクライナ語の歌詞はシチェドリヴカとしての定義を満たしていますが、「The Little Swallow」の英語のバージョンの場合、これをコリャドカ東スラブ諸国、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ諸国でクリスマスホリデーシーズンに歌われる伝統的)として分類しています。

 

(画像提供:WIKI - Shchedryk)

 

シチェドリク (「豊かな夕べ」の意味) は、ウクライナのシチェドリカ、つまり新年を祝う為の歌で、英語版の曲名では「The Little Swallow」として知られています。これは、家族全員が豊作で豊かな一年を過ごせることを祈願する際に幸せの象徴である一羽のツバメが家に飛んで来るという歌詞になっています。タイトルはウクライナ語で「豊かな」を意味する言葉に由来しています。この曲は、そのウクライナ語に魔法の性質があると考えられていた伝統的な民謡技法に基づいています。オリジナルの伝統的なウクライナ語テキストでは、日本のこぶしのようなリズムにヘミオラ(3拍子の曲で、2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のようにする)として知られる歌い方の技法が使用されていました(各小節内のアクセントが 3/4 から 6/8 まで交互に繰り返され、またその逆に戻る)。短3度の範囲内の4音のオスティナート技法に基づくこの讃美歌は、キリスト教が導入される以前の時代が起源であると考えられており、キリスト教伝来以前のウクライナでは元々新年を4月に祝われていたことに関連しています。

 

ウクライナにおけるキリスト教の導入により、新年のお祝いは4月から1月に変更され「シチェドリク」はウクライナ語でシチェドリ・ヴェシールとしても知られるユリウス暦の1月18日の公現祭と関連付けられるようになりました。元々はユリウス暦(旧式12月31日)の大晦日、1月13日の夜、つまりシチェドリ・ヴェシールに歌われました。現代のウクライナでは、この歌はユリウス新年(1月13日)の前夜に歌われます。

 

<WIKIの説明文和訳終わり>

 

 

下差し こちらが「The Little Swallow」です。しかし、歌詞はウクライナ語のようです。

 

 

下差し こちらのYOUTUBE動画では歌詞も英語になっています。