2023年4月7日(金)、復活祭前の「聖金曜日(Karfreitag)」ということで中目黒にある聖ミカエル教会でも夜7時半から「聖金曜日(Karfreitag)」の為の典礼式が行われるということで参加する予定でしたが、流山市で暮らす私としてはその2時間前に自宅を出ないと間に合わないということで準備をしていたものの、ちょうどその夕方5時頃に大雨になり帰りの電車がストップしてしまう可能性もあると思い、別の方法として聖ミカエル教会ライブ配信で参加することにしました。明日の夜7時半も雨が止むと良いですが、夜には気温はかなり下がるみたいです。十字架

 

 

 

 

まず「聖金曜日(Karfreitag)」というのは、[主のご受難の日] でイエス・キリストが十字架につけられた日です。

 

因みに、2023年4月6日(木)「聖木曜日(洗足木曜日)」は「最後の晩餐」のだったようです。今年の過越祭(ペサハ)は2023年4月5日(水)でしたので1日だけユダヤ教とのズレがありますね。私が大学生の頃(1987年から4年間)に住んでいた金沢市内にある聖霊修道院ではマッツォを手作りして「最後の晩餐」の儀式をされていました。

 

 

 

初代教会の時代、イエス・キリストとその弟子たちがまだユダヤ教徒であった頃、イエス・キリストと弟子たちが過越祭(ぺサハ)の日の「最後の晩餐」の際にイエス・キリストが弟子たちにいわれました(カトリック教会の聖体拝領の際の司祭の台詞にあるように)「主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ割って弟子に与えて仰せになりました。『皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡されるわたしのからだである。』と。それが現在でもカトリック教会のミサの中での聖体拝領の儀式として行われています。

 

 

<キリストのご受難>説明始め

 

 

下矢印 そして、その後にイエス・キリストの何が起こったのかをかなり分かり易く時刻(タイムテーブル)によって説明されている画像をFACEBOOK上で見つけましたのでご紹介したいと思いました。

 

(画像提供:Facebook Pater Martin

 

まず、その[主のご受難の日] の出来事は、午前8時頃から始まります。それは金曜日の出来事でした。

 

(1)(午前8時頃まで)ローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督であったポンテオ・ピラトによってイエス・キリストの死刑が宣告   

    された。(マタイ福音書27章1節から2節参照)

    

※「1 夜が明けると、祭司長たち、民の長老たち一同は、イエスを殺そうとして協議をこらした上、 2 イエスを縛って引き出し、総督ピラトに渡した。(マタイ福音書27章1節から2節引用)」

 

(2)(午前9時頃まで)イエス・キリストが十字架につけられた。(マルコ福音書15章25節参照)

    

※「 25 イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。」

 

(3)(正午12時から午後3時まで)真昼間なのに太陽が消えて外が暗くなった。(マタイ福音書27章45節参照)

            

※「さて、昼の十二時から地上の全面が暗くなって、三時に及んだ。(マタイ福音書27章45節引用) 」

 

(4)(午後3時頃)イエス・キリストが十字架上でお亡くなりになった。(マタイ福音書27章46節参照)

    

※「46 そして三時ごろに、イエスは大声で叫んで、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と言われた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 47すると、そこに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「あれはエリヤを呼んでいるのだ」。 48 するとすぐ、彼らのうちのひとりが走り寄って、海綿を取り、それに酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませようとした。 49 ほかの人々は言った、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」。 50 イエスはもう一度大声で叫んで、ついに息をひきとられた。(マタイ福音書27章46節)引用

 

(5)(夕方6時頃)イエス・キリストのご遺体が洞穴(お墓)に納められた。(マタイ福音書27章57節から60節参照)

            

※「57 夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。 58 この人がピラトの所へ行って、イエスのからだの引取りかたを願った。そこで、ピラトはそれを渡すように命じた。  59 ヨセフは死体を受け取って、きれいな亜麻布に包み、 60 岩を掘って造った彼の新しい墓に納め、そして墓の入口に大きい石をころがしておいて、帰った。マタイ福音書27章57節から60節引用)

 

 

<キリストのご受難>説明終わり

 

 

そして、カトリック教会と聖公会(英国国教会)では、[主のご受難の日] の「聖金曜日(Karfreitag)」というのは、イエス・キリストのご受難を悲しみ「大斎」と呼ばれ静かに断食をする日でもあります。

 

 ※ 個人的には、普段から(8・16ダイエット)をしていますけど・・・。節約して大したモノも食べてませんけど・・・。びっくり

 

(画像提供:大斎WIKI)

 

 

(画像提供:小斎WIKI)