遅れ遅れの更新で

遅れ遅れの更新で申し訳ありませんが
先ず下御霊神社の御霊祭が無事に納まりましたことを
梅屋学区の皆様及びご声援くださいました各位に
この場をお借りいたしましてお礼申し上げます。
先ず今回は４月からの報告です。
４月２１日は松尾大社の神幸祭でした
強風のため船渡御は中止となり
八条大橋を台車で渡ります。
　
　
昼食の準備をしていましたが
例年なら神輿を迎えに行くのですが間に合わない！
素早く河原斎場まで神輿が来てしまいました！



強風＋時折雨が降る寒～い神幸祭となりました！
となりで昼食をしていた天道さんのまるおさん+マサトくん



４月２８日は伏見稲荷区内巡幸
上之社（大宮能売大神おおみやのめのおおかみ）と
下之社（宇迦之御魂大神うかのみたまのおおかみ）
に別れてご奉仕させていただきました。
東九条名物　体操のお兄さん今年から代替わりです


総代さんの挨拶を経て
鳴鐶行列の出立ちです





途中より隣の学区の鳴鐶と烏丸通りを
挟んで平行に北上します。



東寺道で合流し並んで御旅所を目指します






五社の神輿が納まる御旅所は
担ぎ手で溢れています！



田中社（不動堂ふどんど）が先ず発輿しました



拝殿の中から視線が・・・
中堂寺のK玉さんが



そして滋賀県よりバッカス君まで



順次発輿しそれぞれの地区へと
稲荷の山の神々が巡幸に出かけて行かれました。



上之社は下へ下がり九条～十条方面に向かいます







お稲荷さんのお神輿はどれも
綺麗に手入れされていて美しいですね～



東九条のメインとなる大石橋交差点
こちらで辻回しを行います。お稲荷さんだけは
何故か反時計回りで辻回しを行います。
他にもあるんですかね辻回しを反時計回りをする
神輿は？重量級の神輿だけあって
差上げ時に轅がクネクネとしなります！



続いて京都駅八条口で担ぎます



また浅草より・・・
これ以上言いますまい・・・



日が西に没むころ次々と
各地を巡幸された大神様が御旅所に
還御されます。




こちらは当ブログの管理人と
同級生のチェリーさん！お疲れ様～







御旅所に還御された神々は
次の日曜日にご本社に還幸されるでありました。
下之社、上之社の皆様お世話になりありがとうございました。

そして連チャンですが
２９日は下御霊神社の庫出しです。
一年ぶりに庫の扉が開かれ神輿が姿を現しました





大宮と若宮の２社の神輿を
拝殿前まで担ぎ出します。



轅も拭き掃除して鳴鐶を取付け
点検します。



飾りつけを終え後は５月１９日を
待つのみとなりました！



と、まあこんな感じで４月は瞬く間に
過ぎ去りました！大分端折った感がございますが
４月の報告はここまでです。次回は５月編をお送りします。

日吉大社 山王祭 御幸

昨日までの祭りとガラッと変わり
最終日の１４日は御幸です。



賀茂別雷大神（若宮）の生誕を祝う祭りです。

駕与丁は赤いテンテンと呼ばれる赤の手ぬぐいを
頭に巻き若宮の誕生を祝います。

委員長の三田さん
今日は鯉の着物！かっこいい～




そして現役最高齢のウチの熊じい
今年９０歳です！



我々は北浜よりのご奉仕なので同じ下阪本の
南、中浜の駕与丁が順番に迎えに来てくれるのを
若宮神社で待ちます！



全員集合したところでお清めをして
若宮神社に参拝！

日吉大社に伊勢歌を歌いながら進みます。
途中で与丁張りと言う腕組みをした男衆が
右へ左へとグネグネと参道を登って行きます。







楽しそうでしょ～



日吉大社では宮司さんが
神輿の発輿の祭典のため
社務所から参進！



京都でもお馴染みの祇園マスターも
今日は篠津神社の役員として祭典奉仕



やがて天孫神社に神幸されていた
日吉大社の神々の御霊の宿る
大榊が還御され比叡山延暦寺の
座主の五色の御幣奉納、僧侶による
法楽、宮司祝詞奏上を経て神輿が
渡御のスタートです！









獅子も続きます！




獅子のお囃子ご奉仕の
司さん！



甲冑の皆さんも境内に入りました。
先頭は三田さん



中部一区の光太郎さんも



発輿の祭典が終わると
神輿が拝殿より下ろされます。
そうごの坂を下り日吉参道を
七本柳の渡船場まで担ぎ下ろします！



七本柳の浜では
権禰宜さんにより和歌が
神輿に奏ぜられます。



うみ（湖）に西より比良下ろしの強い風が
吹けばどちらの浦に船を入れましょうか？
と言う意味でしょうか？違っていればゴメン

祖母が「湖にウサギが飛んだら泳いでんと
早よもんてきらいよ！（戻ってきなさい）」
と言っていたのを思い出しました。
比良下ろしの西風は琵琶湖の湖上を波立たせ危険なので
沖に白波（ウサギ）が立ったら波にのまれるので
早く上がれと言う意味だったのです。



七本柳に続々と七社の神輿が到着します。




順番に甲冑の扇の合図で乗船します。
合図を見守る三田さん！



お疲れぎみの光太郎さん



台船が出港し、湖上で神事「粟津の御供」が行われます
琵琶湖汽船の観光船「ミシガン」も湖上での神事の見学コースを
設定するぐらいの人気スポットです。



その間に我々は昼食と駕与丁バスで神輿の
入港する若宮神社に移動！



若宮港に程なく台船が入港しました



これより日吉大社に還御します。



今年も比叡の山に日が沈みます。



とっぷり暮れる頃日吉大社は還御の神輿で
大変な賑わいを見せます。

今年も下阪本の皆さんには大変お世話に
なりました！また来年も呼んでいただければ
大変嬉しいです。ありがとうございました。

日吉大社 山王祭

４月１２～１４日の三日間繰り広げられた
滋賀県日吉大社の山王祭のレポをお送りします。

４月１２日は奥宮より牛尾宮と三之宮宮におられます
大山咋神荒魂と鴨玉依姫命荒魂が山で出会われ
その夜に婚礼を挙げられる様子を再現した午の神事が
執り行われます。

日吉大社氏子の四駕与丁よりそれぞれ当てられた
２社の神輿を担当し山より神輿を下ろします。

神輿は３月の第一日曜日に奥宮まで上げられており
１２日は神々を宿した神輿を麓の東本宮まで下ろします。

今年は仕事の関係で途中参加となりましたが
山を登り始める頃に到着できました。



下阪本の若手の比嘉ちゃんが松明を持って
上がってきました！



と、出ました！三社の浅草のアホ～登場！

次は稲荷祭に登場する予定だそうです！
京都に住んだらエエのに・・・



奥宮が見えてきました～
嵐の前の静けさです！



奥宮ではすでに駕与丁がスタンバイ



権禰宜の須原さんと矢頭さんもスタンバイ！



やがて神事の始まる時刻となり
麓から甲冑が上がってきて
鈴を振ると両社から神輿が出てきます！
動画でご覧下さい。



神輿を先導する今年の山王祭の最高責任者
三田さんです！



高張提灯に松明が続きます



急な坂道を神輿は下ります。



神輿の前には鼻と呼ばれる男性が
肩車されて先導します









最後の見せ場　下の階！



東本宮に到着した二社の神輿は拝殿に鎮まります。
そして神輿の尻同士をからめ「尻つなぎの神事」
が照明が落とされボンボリの灯りのみで執り行われます
これで神様同士が結ばれるわけです！



地元の下阪本に戻り直会いの開始！
楽しいひと時を過ごしました！



翌１３日は「宵宮落とし」です
昨夜結ばれた神様が出産され
賀茂別雷大神が誕生されます。

先ず地元より鼻松明を担いで
日吉大社に向かいます。
本日の鼻の二人
図司くんと北村くん！同級生の
とても仲の良いコンビです！
丸坊主にして気合が入ってます！



そして・・・



誠ちゃんに山本くん



時刻となり地元の酒井神社を出発！





二人の鼻松明が続きます



警備ご苦労様ですの広井くん



こちらも京都に現れる
坂口くん





日もとっぷり暮れて
雰囲気が最高です！



しばし記念撮影など
真ん中は僕の伊勢歌の師匠




植野くんも



この後、生源寺の境内に駆け込み
読み上げが始まります！



男前の二人！





委員長の三田さんも嬉しそうです！



読み上げが終わると
神輿の待つ宵宮場に駆け込みます。



出産の苦しみを表すため神輿を激しく
揺さぶりますがその場面を隠すため
前に立ちはだかり隠します。







裏では神輿を馬に載せたまま
シーソーの様に激しく揺さぶり
辺りには轟音が響きます
これがまたしんどいけれど
楽しい～～





満足気なウチのニューフェイス佐藤くん



飛びが駆け込み神輿が出産の
スタンバイの状態になります。
左は京都からの本肩の花笠キンニクンさん





小満、獅子、綾が奉納され



実行委員長が祭文を奏上！



今年も無事「賀茂別雷大神」が
誕生されました！京都の人間にとって
山城國一之宮の大神様が毎年生まれ代わられる
瞬間に立ち会えるのは大きな喜びです！
僕も上賀茂の大神様の神前で結婚式を挙げましたので
尚更です！

そして神輿は西本宮の拝殿に納まります





以上１２～１３日のレポでした！
次回は１４日の御幸をお送りします。