「水筒飲んでない!」でヒヤリ。子どもの熱中症、親は心配がいっぱい | umetarouのブログ

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我が家の二女が熱中症かも!? 夏の体調管理は本当に難しい

 

こんにちは、皆さん。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、日差しはすでに真夏!毎日、子どもたちの体調管理に頭を悩ませています。

先日、我が家の二女の様子がどうもおかしいんです。食欲不振でご飯をあまり食べず、下痢症状まで。熱は測っていませんが、何となく体がだるそうな様子。これはもしかして……熱中症の初期症状なんじゃないかと、ピンときました。

 

学校には毎日水筒を持たせているんですが、先日、全然飲んでこなかった日があったんです。普段からあまり水分を摂らないタイプなので、「翌日はちゃんと飲んでくるんだよ」と伝えたものの、親としては「本当に飲んできてくれたかな…」と、心配でたまりません。

 

熱中症はなぜ起こる? その原因とメカニズム

熱中症は、私たちの体が体温を調節する機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまうことで起こります。主な原因は以下の通りです。

  • 高温多湿の環境: 気温が高いだけでなく、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりにくくなります。
  • 激しい運動や作業: 体を動かすことで体内で熱がたくさん作られ、体温が上昇します。
  • 水分・塩分不足: 汗をたくさんかくと、体内の水分や塩分が失われます。これらを補給しないと、血液の量が減り、体温をうまく調節できなくなります。
  • 体調不良: 寝不足や疲労、風邪などで体力が落ちていると、熱中症になりやすくなります。二女のように食欲不振や下痢症状がある場合は、脱水が進みやすいため特に注意が必要です。

もしかしてコレかも? 熱中症の初期症状を見逃さないで!

 

二女の症状もまさにそうですが、熱中症は、気づきにくい初期症状から始まります。

  • めまい、立ちくらみ: 脳への血流が一時的に悪くなることで起こります。
  • 生あくび: 脱水が進むと、脳が酸素不足になり、生あくびが出ることがあります。
  • 筋肉痛、筋肉のけいれん(こむら返りなど): 大量の汗によって、体内の塩分やミネラルが失われることで起こります。
  • 体のだるさ、倦怠感: 全身の血流が悪くなり、十分な酸素や栄養が行き渡らないことで起こります。
  • 吐き気、おう吐、下痢: 消化器系の血流が悪くなることで起こります。二女の食欲不振や下痢も、これに当てはまる可能性が高いです。
  • 頭痛: 熱がこもることで、脳の血管が拡張し、頭痛を引き起こすことがあります。

もしお子さんにこれらの症状が見られたら、すぐに涼しい場所に移動させ、適切な処置を行うことが大切です。

 


危険! 熱中症を放っておくとどうなる?

 

熱中症は、初期症状の段階で対処できれば大事に至らないことが多いですが、放置しておくと命に関わる危険な状態になることもあります。

  • 熱失神: 脳への血流不足により意識を失うことがあります。
  • 熱けいれん: 筋肉がけいれんし、意識が朦朧とすることがあります。
  • 熱疲労: 全身の倦怠感、頭痛、吐き気などが悪化し、自力で水分補給が難しくなります。
  • 熱射病: 最も重症な状態で、意識障害、高体温、多臓器不全などを引き起こし、命の危険があります。

二女の食欲不振や下痢症状は、まだ軽度かもしれませんが、これが続けば脱水が進み、より重い症状につながる可能性もあります。


今すぐできる熱中症対策! 状況別おすすめグッズもご紹介

二女の件を受けて、改めて熱中症対策の重要性を痛感しています。私たち親ができることはたくさんあります。

  1. こまめな水分補給: これが一番大切です。喉が渇いたと感じる前に、意識的に水分を摂る習慣をつけさせましょう。水筒の中身が減っていない場合は、なぜ飲めなかったのか話を聞いてみるのも良いかもしれません。

    【おすすめグッズ:保冷性の高い水筒】

     

     

    夏場は特に、冷たい状態を長く保てる水筒が必須です。子どもが気に入るデザインや、持ち運びやすい軽さ・容量のものを選んであげると、「飲みたい!」という気持ちにつながりやすくなりますよ。

  2. 塩分補給も忘れずに: 汗と一緒に塩分も失われるので、意識的に補給することが大切です。

    【おすすめグッズ:塩分チャージタブレット・塩飴】

     

     

     

    手軽に塩分を補給できるタブレットや塩飴は、外出先や学校に持たせるのに最適です。クエン酸やブドウ糖も一緒に摂れるものだと、疲労回復効果も期待できます。

  3. 涼しい環境づくり: エアコンや扇風機を適切に使い、室温を快適に保ちましょう。外出時は日傘や帽子を活用し、日陰を選んで歩くように伝えましょう。

    【おすすめグッズ:クールタオル・冷却シート】

     

     

     

    首元や脇の下など、太い血管が通っている場所を冷やすのにクールタオルや冷却シートは効果的です。水に濡らして使うクールタオルは繰り返し使えて経済的、冷却シートは寝苦しい夜にも役立ちます。

  4. 体調不良時のスペシャルケア: 食欲がない時や下痢症状がある時は、特に慎重な対応が必要です。

    【おすすめグッズ:経口補水液(OS-1など)】

     

     

    水分だけでなく、電解質(塩分やカリウムなど)も効率よく補給できる経口補水液は、脱水症状の改善に非常に有効です。ドラッグストアなどで手軽に購入できます。子ども向けに飲みやすいゼリータイプもあるので、食欲がない時でも無理なく摂らせてあげられます。

    【おすすめグッズ:ゼリー飲料(エネルギー・栄養補給タイプ)】

     

     

    食欲がない時でも比較的飲みやすく、手軽にエネルギーやビタミン、ミネラルを補給できるゼリー飲料もおすすめです。スポーツ飲料系のゼリーや、果汁入りで飲みやすいものを選んでみてください。

  5. 休息をしっかりとる: 睡眠不足や疲労は熱中症のリスクを高めます。規則正しい生活を心がけ、十分な休息を取らせてあげましょう。

  6. 服装の工夫: 吸湿性や速乾性に優れた素材を選び、風通しの良い服装をさせましょう。

  7. 体調管理の徹底: 毎日、子どもの顔色や食欲、排泄の状況などを確認し、少しでも異変があれば無理をさせないようにしましょう。

そして、学校との連携も非常に重要です。先生方にも、子どもの体調について日頃から情報共有しておくことで、よりきめ細やかな配慮をしてもらえるはずです。

 

二女には、明日からもしっかりと水筒の水を飲んできてほしいな。そして、親としてできる限りの対策をして、今年の夏を元気に乗り切りたいと思います。皆さんも、熱中症にはくれぐれもご注意くださいね!