【観光客の悲鳴?】オーバーツーリズムって何?人気観光地の裏側を覗いてみた | umetarouのブログ

umetarouのブログ

はじめまして
ブログはじめて見ました


看護師の知識や経験を活かした内容
3人の子ども・かわいい妻の事
日常の気になった事
大好きなゲームの事
などなど

いろんなことを綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

皆さん、こんにちは!前回のブログでは、日本に多くの外国人が訪れる「インバウンド」についてご紹介しました。日本の魅力が世界に広がるのは本当に嬉しいことですよね!

 

…しかし、実はインバウンドの増加には、ちょっと気になる影も潜んでいるんです。

 

それが今回テーマの**「オーバーツーリズム」**

 

直訳すると「観光客の集中しすぎ」という意味なのですが、一体何が問題なのでしょうか?今回は、私が最近調べて感じたオーバーツーリズムのリアルな現状についてシェアしたいと思います。

 

 

人気観光地で何が起こっているの?

ニュースやSNSで、「〇〇の観光地が人でごった返している」「マナーの悪い観光客に困っている」といった声を見かけたことはありませんか?これこそが、オーバーツーリズムの典型的な例なんです。

 

 

具体的に、人気の観光地では以下のような問題が起こっています。

  • 驚異的な混雑: 人気の観光スポットや交通機関が、国内外からの観光客で信じられないほど混雑します。せっかくの美しい景色も、人波の中でゆっくり楽しむ余裕がない…なんてことも。
  • 生活環境への影響: 地元住民の生活道路が観光客で埋め尽くされたり、ゴミのポイ捨てや騒音問題が発生したりと、日常生活に支障が出てしまうことがあります。
  • インフラの限界: 水道、電気、ゴミ処理施設など、地域のインフラが想定以上の観光客に対応できず、パンク状態になってしまうことがあります。
  • 自然環境の破壊: 大勢の観光客が押し寄せることで、自然が踏み荒らされたり、汚染されたりするリスクが高まります。
  • 観光客自身の満足度低下: あまりの混雑で観光体験の質が下がり、「せっかく来たのに全然楽しめなかった…」と感じてしまう観光客もいるようです。

 

なぜオーバーツーリズムは起こる?

オーバーツーリズムが起こる背景には、様々な要因が考えられます。

  • SNSの普及: インスタグラムやTikTokなどのSNSで美しい観光地の写真や動画が拡散され、爆発的に人気が出ることがあります。
  • LCC(格安航空会社)の普及: 以前に比べて気軽に海外旅行に行けるようになり、特定の地域に観光客が集中しやすくなりました。
  • クルーズ船の寄港: 大型クルーズ船が特定の港に寄港すると、短時間で大量の観光客が押し寄せ、周辺地域に大きな影響を与えることがあります。
  • 観光地の魅力集中: 特定の観光地に魅力が集中しすぎると、どうしてもそこに人が集まりやすくなります。

 

私たちが目撃したオーバーツーリズムの現場

先日の報道で京都の観光地が、想像以上の混雑していることに本当に驚きました。清水寺へ向かう参道は人で埋め尽くされ、お店に入るのも一苦労されている様子でした。

 

また、地元の方のお話では、「最近は朝から晩まで人が多くて、静かに散歩することも難しい」と困った様子で話していました。美しい景観を守るために、観光客のマナー向上も大きな課題だと感じました。

 

オーバーツーリズムを解消するためにできること

オーバーツーリズムは、観光客だけでなく、地元住民や自然環境にとっても深刻な問題です。では、この問題を解決するために、一体何ができるのでしょうか?

  • 観光客の分散化: 人気の観光地だけでなく、まだ知られていない魅力的な地域を積極的に訪れるようにする。
  • オフシーズンの旅行: 混雑期を避けて、比較的空いている時期に旅行をする。
  • 公共交通機関の利用: マイカーの利用を控え、公共交通機関を利用することで、交通渋滞の緩和に協力する。
  • 地域への貢献: 地元のお店を利用したり、地域のイベントに参加したりすることで、地域経済の活性化に貢献する。
  • マナーを守る: ゴミは持ち帰り、騒音に配慮するなど、基本的なマナーを守ることはもちろん、地域の文化や習慣を尊重する気持ちを持つことが大切です。

 


まとめ

今回の調査で、オーバーツーリズムは決して他人事ではないと感じました。美しい景色や文化は、私たちだけでなく、未来の世代にとっても大切な宝物です。

 

観光を楽しむ私たち一人ひとりが、少しでも環境や地元の方に配慮する意識を持つことが、持続可能な観光の実現に繋がるのではないでしょうか。

皆さんも、旅行に行く際は少しだけ立ち止まって、その地域のことを考えてみてください。きっと、より深くその土地の魅力を感じられるはずです。