一昨日(2010/11/23(火・祝))、ＮＨＫ(渋谷)で 大河ドラマ引継ぎ式 がありました。
2010主演の福山雅治さん から 2011主演の上野樹里さん へ バトンタッチ。
奇しくも お二人とも 同じ事務所に所属だそうで、まあ 楽しかったでしょうね。
さて、「龍馬伝」も こんどの日曜日(11/28)が 最終回。
「龍馬暗殺」であります。
幕末に活躍した武士は 数多くいますが、龍馬は 脱藩して かなり自由に動き回っていたので、どうしても物語では 創作部分が多くなります。
暗殺の真相も しかり。
幕府側・・・「この幕府を終わらせるとは、いったい坂本とやらは 何をする気なのか」
薩長側・・・「龍馬さんよ。 いろいろと動き回るのは、もう ええかげんにして下され」
どちらの側からも 「邪魔な存在」になってしまった 龍馬です。
幕府側が、龍馬を敵とみなし暗殺に向う構図は 分かり易く、今回のドラマも その方針です。
ただ、薩長が 龍馬について「邪魔者扱い・危険人物扱い」へと シフトしていたことは、案外と重要。
魁(さきがけ)の人物が 自由な立場で道筋をつけ、そのあとに 組織を背負った人物が ことを進めて行く。
前者が龍馬で、後者が薩長ですね。
当初、後者にとって 前者は恩人・ＶＩＰ。
そのうち
後者にとっては、前者が「邪魔な存在 あるいは 危険な存在」へと変化・・・
こういうことって、いつの世にもあります。
気を つけましょう。
でもまあ、魁(さきがけ)になれるような人物以外(つまり 大半の人)にとっては、そもそも 無縁なこと ですけどね （‐＾▽＾‐）