周知のとおり、今、新卒の就活が 大変厳しいものになっています。
ニュースでは 学生の大企業志向(安定志向)を報じており、中小企業は 相変わらず求人難だとか。
まあ この状況は いつの世もそうですから 特に驚きませんが、中小企業の定義を知り びっくりしました。
業種により 違うのですが、一般的な中小企業とは、
「資本金３億円以下 社員３００名以下」 だそうです。
私の考えでは 資本金の多寡はさておき、「従業員数が １００～３００名」の会社って、かなり しっかりしたものが 備わっているはずです。
数十名なら ともかく、１００～３００名もの人員を 要するとすれば、本社・支店・営業所・工場などに 配置されているでしょう。
営業エリアも 数県に広がっているのでは？
当然ながら 社員と施設を統括するために、組織を整え 規程類を整備しなければなりません。
かなり しっかりしたポリシーが 必要です。
中小企業でも、株主(親会社)の状況・労組の有無・退職金制度の状況などを調査すれば、魅力的な会社って 見つかると思いますね。
給与面での 不安はあっても、生活を「入」と「出」の差(収入―支出)で考え、冗費を省くという考えも あります。
ちなみに 私が今、経理業務のため 籍を置いている会社は、資本金・従業員数の基準では 中小企業になります。
採用予定は 若干名ですが、新卒採用の事務は 正月明けから開始。
なお 対象は、３年生ではなく ４年生ですよ。
採用の決定は ２月、なんと 卒業直前！
要するに、ここの会社が 早い目に 採用に動き出そうとしても、学生が来ないからです。
「雇用の ミスマッチ」って言うんでしょうか。