突然降りかかってきた仕事ですが、「有給休暇引当金(ゆうきゅうきゅうかひきあてきん)」算出のため、各社員の未使用有給休暇日数を 報告することになりました。
有給休暇の 消化日数・繰越日数・失効日数などは、人事担当が電算管理しているので それをそのまま拝借できます。
で なぜ こんなことをしなければならないのかというと、例の「国際会計基準(IFRS)」絡み。
有給休暇とは、従業員の前年度の労働実績に対して 次年度に企業が有給休暇を付与するものなので、次年度に付与する有給休暇は 企業の債務とみなされるのです。
どこかの国みたいに、殆どの労働者が 有給休暇を ほぼ100%使い切るのなら カウント不要なんですが、わが日本における有給休暇の消化実態は 皆さんご存知のとおり。
最近、この「国際会計基準(IFRS)」の導入に関して 様々な報告物の依頼が来るんですが、なんとなく感じるのは、この制度って 日本を狙い撃ちしているのではないか と。
円高で狙われ、企業会計で狙われ、国のトップは機能不全。
そんな状況下でも、他国へ逃げ込む術をもたない 我が日本の民。
ほんと、よく耐えていますよ。
そりゃあ ツイッターやブログで、愚痴話が盛況になる筈ですわ。