このたび 那覇地検が、拘置中の中国漁船尖閣突撃船長を 釈放した件についてです。
まあ このあたりが、日本の国力の 限界でしょうね。
ここ何十年間 ずーっと、日本国の外交当局が 「弱腰だ」と、マスコミや一般国民は 批判し続けてきました。
でもねえ。
外交は 国力(軍事+経済+政治的影響力などの複合)の裏付に比例します。
日本国の外交が 弱腰だと言うならば、それは そこまでしか国力が備わっていないだけのこと。
国力が備わっていない と言うことは、国全体が 力不足だということ。
ゆえに、日本の弱腰外交の責任は 政治家や外交当局には無く、国の構成員 すなわち私も含めた 国民一人一人にあるわけ。
歴史を紐解いても、近隣の大国が昇竜の勢いのとき、周辺国が いくら合従連衡を画策しても限界ありです。
日本史に限っても、信長横死直前の頃 上杉家や毛利家などは いずれ信長の軍門に下るしか術無く、大坂夏の陣以降 諸大名は もはや 徳川の軍門に下るしか術は無かったでしょ。
これからも、類似の事件で 中国の横暴は多発し、日本が譲歩するパターンの繰り返しだろうし、とりあえずは この現実を受け入れるしか 選択肢は無いです。
とは言え、急に 大勢は変えられないものの、多くの日本人が無関心を戒め 反日日本人を出さないことは 大切。
特に 沖縄の皆さんにとって、自分たちの立場を考える 良い教材でした。
皆さん、「中華人民共和国沖縄自治区」が お望みですか。