4年前にこの田に移植したマコモ
冬には全部刈ってしまったのですが、春に再びたくさんの芽を出してきています。
最初の年や2年目と違って小ぶりのものが多く、
また虫食いも見られるようになって、自家消費は出来ても
お届けにはちょっとという感じのものの割合が高くなってきていました。
先週、別の品種のマコモ苗をもらいに行ったときに、
マコモ栽培の大先輩から、「大きなのマコモダケを収穫するためには、
毎年新たに植え付けることが肝心」というのを伺い、
初めて田んぼを更新してみることにしました。
しっかり出てきている芽を刈り取ってしまい、耕耘してしまうのは、
正直ちょっと気が引けたんですけどね。
それでも、生産者としては、せっかくならやっぱりいいものを
お客様方にお届けしたいという気持ちの方が勝ったので、
とにかく一度確かめてみようという気になりました。
(ちなみに、最初の2枚の写真の真ん中に畝を立てているのは、
マコモを植え付ける前に作っていた里芋用の畝です。
3年前からサトイモは別の田んぼで作るようになったこともあり、
ここの畝は耕耘して平畝に戻しました(*^^*))
2日後、耕耘した後 雨でしっかりぬかるんだ田んぼをレイキで平らにならし、
先週もらってきて置いていた2種類のマコモ苗を植え付けました。
耕耘した残りの部分には刈らずに残している苗をとって、
ボチボチ植え付けていこうと思っています。
今年は大きくて虫食いのないマコモダケがたくさん収穫できるといいなぁ(*^^*)
なお、うちでは今までずっと元の栽培地はそのままで、
周囲に苗を植え付けて広げてきていましたが、
今回初めて一部を残して耕耘してみました。
耕さないことを基本とするのが『自然農』ですから、
これはもはや自然農とは言えなくて、
『自然栽培』に分類した方がいいのだと思っています。
ちなみに、お米は、一部していた『自然栽培』を
全て『自然農』に戻してしまいましたが、
逆にマコモ以外にもサトイモやジャガイモなど
『自然栽培』の方に変わってきているお野菜が出てきています。