【お米の種おろしの準備をはじめました(^^)/】 | 梅の里自然農園便り

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「自然農」の田畑の様子と、「自然農」の世界を中心にお伝えしていきたいと思っています

4月になったら早々にお米の種おろしをしようと考えているのですが、

最近雨続きで、田んぼもしっかりと水を含んだものになっている様子。

もちろんふつうは苗代の草刈りも、種おろしをする当日にすればいいのです。

でも今年は、このところの雨で、しっかり水を含んでいる田んぼになっているため、

種おろしのさいにできるだけ手間が軽減できるようにと、

事前に草を刈ってよけて、お日様の力で出来るだけ乾くようにしてみました。

種おろしは来週月曜日からスタートの予定ですが、

自然農塾の時以外でもお米の種おろしの仕方を知りたいという方が

おられましたら、お気軽にお声かけください(^^)/


【お米の種おろし準備 その2】

お米の苗床づくりの第2ステップは田んぼの表土を2・3㎝削り取る作業です。

苗床にはお米と一緒に夏草が生えてくるので、

種籾が芽を出して5㎝ぐらいに伸びた時に草を引く作業が必要になりますが、

これくらいの厚さの表土には去年の夏草の種がたくさん残っているので、

その夏草を引く作業を出来るだけ少なくするためにはこの作業が欠かせません。

作業手順は、まず、削り取るところの真ん中のあたりを鍬幅で削り取る。
下の写真は、その支柱を基に、1.5m幅のところにひもを張って、

畝の真ん中の部分を削り取った状態です

続いて、その両側の部分を削り取り、削り取った土を左右に振り分ける。

という具合にやっていきます。

なお、種まきの作業がしやすいように、苗床の幅は1mにしていますが、

両側に溝を掘って、そこの土で覆土をするため、

うちでは1.7mぐらいの幅の土を削り取っています。

(実際に使うのは1.5m幅の部分ですが、覆土する土が表土と

混じらないように両側10㎝ぐらいずつ余分に削っています。

いちいち幅を図るのが面倒なので、5尺約150cmの鉄の支柱に

印をつけて使っています。)