【赤米三様】 | 梅の里自然農園便り

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「自然農」の田畑の様子と、「自然農」の世界を中心にお伝えしていきたいと思っています

全部同じ品種の赤米。1枚目と3枚目の写真は同じ田んぼの隣同士。
2枚目も畦を挟んだ隣の田んぼ。いずれも今日の様子です。

 

ではなぜ、色合いや出穂具合の違いが起きるのか?

 

それは出穂(しゅっすい)の時期の違い。
そして、その違いが起きる原因はというと・・・、

それは田植えの時期の違いによるものです。

 

1枚目の色が深くなってかなり穂が垂れてきているのが5月28日に植えたもの。
続いて2枚目の写真の赤米は、それより一月あまり後、7月2日~4日に植えたもの。

 

そして3枚目、今出穂が盛んで朱色の穂が立っているのは、さらにそれより10日余り遅く7月中旬に田植えをしたものです。

 

もちろん、一番初めに植えた赤米の株が一番太く背も高いです。
ただ、3枚目の写真の今盛んに出穂している赤米と同じ田んぼで隣り合わせのため、まだ足元に水があるため、台風18号やその後の天気の具合で倒伏してしまわないように願っています。
(自然農の田んぼの稲は慣行農法の稲に比べて茎もしっかりしているので倒伏しにくいですが、それでも赤米は長尺ですし、あまりしぶとく水を入れていると、倒伏してしまうことがあります。)

 

なので、本当は1枚の田んぼには同じ品種を同じ時期に植えることが一番なんですけどねー。

 

毎年、何とか出来たらと思いつつ、どうしても田植えと梅の収穫時期が重なってしまうため、今年もこんな変則的な感じになってしまいました(*´▽`*)

 

ちなみに2枚目の実習田の田んぼの赤米は来月22日(日)の自然農塾で稲刈りをする予定です。
稲刈だけの参加もOKですので、よかったらどうぞ(^O^)/

 

その頃にはしっかりお米(玄米)にも赤い色が付いてきていると思うので楽しみにです