<母より>あかね染め | うめの森ヴァルドルフ子ども園~名古屋市名東区でシュタイナー教育に取り組む園のブログ~
子どもたちが保育で使う
毛糸や羊毛は母たちが草木染めしています。

でも…

「草木染め
やったことな〜い汗
という方がほとんど。

憧れはありますが…
なかなか日々の忙しい
生活では至難の技のように
思えますよね。

みんなそうですビックリマーク

なので、入園してから
「やってみたーいドキドキ」いう方には
先輩お母さんたちが
丁寧に教えてくれます音譜

この日は、年少さんのお母さんたちの
リクエストもあって、保育室の2階で
茜染めの実演をしてみることにビックリマーク

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ハーブティーみたい?コーヒー
これが茜です。

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草木染めをするときは
媒染といって、染料がしっかりと
定着するように下準備も必要です。

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羊毛を染めてみました。

乾かすと…

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同じ茜の染料から
濃淡ができましたラブラブ

草木がもつ優しい自然の色を
ゆっくり時間をかけて頂きましたもみじ

この羊毛、
子どもたちはどんな風に
保育で使うのでしょうか。

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年長児が卒園制作で取り組む
織り機の中にビックリマーク

羊毛は子どもたちが手で寄りをかけて
糸にしています。(卒園制作の過程はこちら)

子ども園では指編みをしたり
年長さんになると、染め物や
織り機など毛糸や羊毛に触れる
機会が多いです。
もちろん!お絵描きや絵の具、粘土
などもしていますが、なぜなのでしょう?

ある先生が教えてくれました。
「辿っていくとそこに命があります」

いま現代に生きる子どもたちも、
大人も、完成されたものを買うことが
当たり前の社会にいます。
どうやって作られたのか
大人でもぱっと見てわからないものが
たくさん存在します。
物が豊富で便利な社会ではありますが、
ひとつの物に感謝する心は
育ちにくいのかもしれません。

昔は羊から毛を刈って、
洗って、干して、染めて、
糸に紡いで、
ようやく毛糸を手にすることが
できました。

子ども園では、子どもたちが
原毛を洗うことから体験することで、
ようやく糸になったその毛糸を
まるで羊を愛おしむように
小さな手でとても大切に使います。

言葉で「物を大切にしようね」
と言わなくても
体験を通し、そこに生命のぬくもりを
子どもが感じとっているのだと思います。

子どもたちは
幼少期に人として
とても大切なことを
学んでいます。

子どもたちが手仕事に使う
羊毛を染めることができ、
母としてとても
幸せな気持ちになりました。

広報チーム会   鶴田


**********遊びにおいで**********

うめママサロン

未就園児の親子が気軽に立ち寄り

ほっと一息くつろげるサロンです。

自然素材のおもちゃで遊んだり、

わらべうた、絵本

ときに小さな手仕事をしたりします


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11月27日(月)10:00〜12:00   

出入り自由

園舎2階多目的室

参加費100円


ぜひお気軽に遊びにきてください!


**********お問い合わせ**********

465-0065 愛知県名古屋市名東区梅森坂1丁目1103番地 

TEL/FAX 052-705-1556(平日14:00~16:00) 

※14時までは保育中のため電話に出ることができません。ご了承ください。 

メールでのお問い合わせはこちらへ。

 

**********アクセス*********

市営バス

「梅森坂」または「梅森坂口」停から徒歩5分

(地下鉄星ヶ丘駅~梅森荘)

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