【2024年の最低点予想】
【要点/この記事について】
💡2021年度入試結果から都立大学法学部の最低点、合格目安について考察。二次試験のおすすめの参考書を紹介(国語/世界史)
💡今年の都立法は1.2次含めて8.0倍→足切りあり
💡合格者は共通テストで85~87%、二次試験60~65%程度得点か。
💡2021の最低点は801/1050
【はじめに】
東京都立大学法学部は、二次試験での英語が廃止されたため、2021年度は合格点が読めないかなり不安定な入試であったと思います。
さて、5月も終わりに差し掛かりましたが、2021年度の入試結果が発表されていたので、2022年度以降は一次二次でどれくらいとれば合格できるのかについて考察していこうと思います。
【都立大学法学部の入試方式】
共通テスト(750/1050点) 💡共通テスト配点率71%!!!!
・英語(リーディング280点/リスニング70点) 💡リスニングしくじってもいいけど、リーディングが重い。
・国語(200点)
・選択(地歴・数学から1) (200点) 💡選択科目が200点もらえるので、9割取れる科目を選ぶほうが良い。
二次試験(300/1050点)
・国語(150点) 💡2020年度までは小論文が出題されていたが今年度は出題されていない。来年度復活の可能性あり注意。
💡現代文は国公立トップレベルで簡単。自分の意見よりいかに本文から抜き出せるか、模範解答に近づけれるか。
・地歴数学(150点) 💡記述中心なので、記述対策の参考書で対策すること。
調査書(10点):
???? 2021年度はコロナの影響で無条件で10点でした。
来年度以降の評価基準は不明です。
【都立大学法学部の最低合格点(~2021年度入試結果から~)】
調査書で無条件で10点加点なので、10点引きましょう。すると、
合格最低点は801/1050 合格者平均点は835/1050です。
私自身都立法学部生ですが、体感として、二次試験は取れたとしても国語は7~8割、地歴(私は世界史)も7割~8割が関の山、
私立併願者が大半を占めるはずなので、記述対策をあまりしていないで突っ込む受験生も多いことを考えれば、
もう1割ほど二次試験の平均点は低くなるはずです。
なので、二次試験の合格者平均得点は60~65%(180~195/300点)ぐらいになるのではないかと考えます。とすると、
合格者は共通テストで、640~655/750点程度、%だと85~87%程度とっているのではないかと推察します。
河合塾のボーダーも83%となっているので、おそらくこの推定はそんなに間違っていないと思います。
【共通テスト得点の目安】
上述の得点を勘案すると、都立大学法学部に合格するには、
・英語 165/200→ 304/350(配点換算)
>リーディング 90/100
>リスニング 75/100 💡リスニングはそこそこでいい。
・国語 160/200💡失敗しても問題ないけど、大きなミスは減らしたい。
・選択科目 90/100 →180/200 (配点換算)💡配点でかいから9割以上ほしい。
+α (得意な科目に応じてもう10点ぐらい稼ぐ)
補足:
私自身は
英語R95,L75、国語161、世界史97の共通テスト89.8%で合格しました。
二次試験は体感 国語8割、世界史8割でした。(世界史記述は2月に死ぬほど対策したところばかり出ました)
→何が体感8割やねん。65%ぐらいしか取れてない(笑) 2021年6月14日追記
(参考)【共通テスト失敗しても逆転合格できるか:二次試験〇割なら共通テスト〇割で合格】
(2021年度最低点から調査書配点を除いた801/1050点で計算)
※東京への一極集中や、入試科目数の特性、また在校生の願い的に笑来年の最低点は上がる可能性がありますので参考程度に。
・二次試験40%でも共通テスト90.8%で合格🌸
・二次試験45%でも共通テスト88.8%で合格🌸
--------------二次試験対策なしでも・・・?↑-----------------
・二次試験50%なら共通テスト86.8%で合格🌸
・二次試験55%なら共通テスト84.8%で合格🌸
・二次試験60%なら共通テスト82.8%で合格🌸
--------------おそらく合格者平均↑-----------------
・二次試験65%なら共通テスト80.8%で合格🌸
・二次試験70%なら共通テスト78.8%で合格🌸
・二次試験75%なら共通テスト76.8%で合格🌸
--------------現実的な二次逆転可能ライン↑--------
・二次試験80%なら共通テスト74.8%で合格🌸
・二次試験85%なら共通テスト72.8%で合格🌸
・二次試験90%なら共通テスト70.8%で合格🌸
【結論】
共通テスト85%あれば、油断しなければ合格
共通テスト81~84%は、二次試験しっかり対策すれば合格
76~80%ぐらいならあきらめずに受けよう!!!(足切り食らわなければ)
(参考)【二次試験おすすめ参考書】
国語:
>現代文
・まずは過去問を解いてみる。
→意外と現代文はできることに気づく人が多いと思う。
そうであれば、現代文は余計なことを書かずにいかに必要な抜き出しをして模範解答に
近づけられるかを訓練。
:入試現代文へのアクセス 基本・発展・完成
→とにかく解説が詳しいので記述の数を積みたい場合は取り組むといいと思います。
私は高1から全3冊終えましたが、完成編は難関私大、国公立向けなので、都立対策だけなら発展まででいいと思います。
:現代文と格闘する
→本当にオーバーワーク。「文章、段落から要点を得、現代文記述の完璧な解法を手に入れる」そんなレベルの高い参考書になっています。
>古文
・ゴロゴ/学校の助動詞のテキストなどで完璧な基礎固め
古文単語は本当にこれを完璧にすれば問題ありません。
ヤやりかたは、まず一周目に全単語を、現時点でわかる単語とわからない単語に分類。前者は以後手を付けないが、
分からない単語には、何らかの印をつけて何周も覚えるまで回していく。
助動詞は、古文45などを使ってもいいですが、学校で何かテキストをもらっている場合はそれを使って完璧に覚えるといいと思います。
都立法学部では、上述した参考書のうち、 助動詞・重要古文単語に関する記述問題や、そもそも助動詞の種類を聞くボーナス問題が出ます。
・古文45,56を徹底的に音読(演習1:音読3みたいな分量イメージ)
→高校二年生で時間があればどっちもやっておきたい。
都立法の古文は相性が悪かったら全滅するかもしれない。たとえ相性が悪い問題でもなんとか途中点をもらえる記述解答案を作成する
対応能力をつけるために、とにかくいろんな古文を読むといいと思います。
・センター古文の過去問で、なぜこの解答になるのかのイメージをつかめるようにする。
→結局は、選択問題で「なぜこういう答えを導き出せるのか、主語は誰だから〇〇という答えになる」という風に考えられるなら
記述もそれをそのまま書けばいいだけなので、良問でその力を鍛えられるといいのかなあと思います。
>古文(直前期)
・得点奪取古文
→上述した参考書で力がついているなら、全然問題なく取り組めるけど、
初学者がやると死にます。
・世界史(直前期)
私は直前期に急いでやって死にかけました。
夏休みぐらいにまとめて覚えるのもよいでしょう。
【都立大法学部 おすすめの併願校】
・明治大学 情報コミュニケーション学部(共通テスト利用)
💡換算得点率90%で合格確実🌸
💡英語200点 地歴200点 国語200点 地歴200点だから国語が死んでも挽回できる。!!!
💡リーディング160点 リスニング40点 ①
リーディングの点数を2倍したもの②
①②のうち点数の高いものを自動選択=リスニング死んでも大丈夫!!!!
💡個別入試に受かるやつはバケモノです。国語が難しすぎるし、世界史は早慶レベルの問題も。
主は共通テスト利用は合格しましたが、個別入試は追加合格でした。
・立教大学 文学部英米文学科(共通テスト利用)
英語400(L200) 点
国語200点
地歴200点
💡換算得点率85%で合格🌸
💡国語は不安定だけど英語はリスニングを含めて得意な人におすすめ。
💡英検準一級あるなら英語は100%換算 (立教大学入試ガイド2022より)
=国社280/400で合格!!!
・中央大学国際情報学部(個別・英検利用・共通テスト併用・共通テスト利用)
💡英検準一級があるなら、4試験方式 35,000円で受験可能!!!(なくても3方式35,000円)
→お財布にやさしい!!!!!