umemonです。

美術館で監視員してます。

 

 

「猪熊弦一郎展 猫たち」を見に行きました。

 

猪熊弦一郎の作品をまとめて見るのは初めてです。

 

展覧会名の通り「猫」が描かれた作品が多いのですが

その他のモチーフの作品も含めて

作風の多様さに驚かされました。

 

子供のいなかった猪熊家では

たくさんの猫を飼っていたそう。

猫の粗相で汚れた襖を水彩画のよう、と興じたらしく

猫との生活がとても自然なものだったと分かります。

 

そんな環境で生まれた絵の中の猫たちは

シンプルな線のスケッチだったり

写実的な模写だったり

絵本の挿絵のようだったり

デフォルメされた漫画のようだったり

びっくりするほど多くの表情を見せます。

 

umemonは猫があまり身近な存在ではないので

その生態や表情など知らないことが多いのですが

猫好きな方はもっと楽しい鑑賞ができるのではないでしょうか。

 

展覧会を通して一番印象に残ったのは

猪熊弦一郎の「色」

 

鮮やかで大胆な色使いは

師事したマティスの影響もあるのかもしれません。

 

展覧会最後に写真撮影が可能な展示室があります。

そこにあったこの絵の青。

スマホではうまく再現できなくてもどかしいのですが

この青にとてもオリジナリティを感じました。

好きな色です。

 

1ヶ月という短い期間の展覧会ですが

訪れた時はとてもゆっくり鑑賞することができました。

 

文化村ザ・ミュージアムにて2018年4月18日まで。

 

最近訪問先が自分が行きやすい美術館に偏ってきてます。。反省。