umemonです。
美術館で監視員してます。
先日展示室が人で埋め尽くされた展覧会に行った時
「こちらは大変混雑しておりまーす!
どうぞ空いている作品からご覧くださーい!」
と監視員?誘導員?が大きな声で案内をしていました。
展覧会の順路、
ちゃんと決まっている美術館と
そうでない美術館がありますよね。
決まっている美術館は少し間違って進もうとすると
「こちらです」と係りの人が誘導してくれることも。
umemonの勤める美術館、誘導するほどではありませんが、順路はあります。
でも混雑している展覧会の時は
前述の美術館と同じような誘導をするよう指示されることがあります。
「ああそうか、じゃあ奥の作品から見よう」と
列から離れる人は少数派。
殆どの人はいわゆる順路通り鑑賞を続けます。
曰く
「順を追って見て行きたい」
「順番に見ていかないと見落としてしまいそう」
「後でこの作品に戻って来たらもっと混んでいるかもしれない」
監視員としてでなく
鑑賞者として
とっても理解できます![]()
作家の年代順に展示が進む展覧会だと
順路通りの鑑賞の方がその変化がわかりやすいですし
多くの作家の作品がテーマごとに並んだ展覧会でも
その順序に展示した学芸員の意図を考えるのが楽しい。
順路を意識している人は本当に多くて
あえてサインを出していない展覧会だと
「この部屋はどうやって見たらいいの?」
「この後はどこへ進めばいいの?」
というご質問はしょっちゅう。
「矢印の看板を置いてくれればいいのに」と
ご意見をいただくことも。
順路通りの鑑賞の方がなんだか落ち着くんだと思います。
混雑を我慢してでも順番を待っていれば
きちんと作品を見ることができる、ということが前提になっているんですよね。
でも鑑賞の仕方には個人差があります。
そこにトラブルもあって。。。![]()
続きます。