umemonです。
美術館で監視員してます。
近美で開催中のこちらの展覧会に行きました。
熊谷守一 生きるよろこび
昨年からずっと行きたいと思っていてやっと訪問。
平日お昼頃でしたが会場は混んでいました![]()
熊谷守一というと
画像の看板のような
シンプルな色と線の絵のイメージが強かったのですが
年代順に並んだ展示を見ていくと
画風の変化時期がはっきりとわかって興味深かったです。
初期の光と影を強調した作品は
人生に対するもがきを感じて
見ていて苦しくなるけれど目が離せなくなるような感覚を味わいました。
絵の具の劣化で画面全体が真っ暗な「轢死」
踏切自殺した女性の遺体を描いた作品で
姿は目を凝らしてもはっきりとは分からないのですが
その不鮮明さが寧ろ
遠くであるようで近い「死」を覗き込んだような気持ちにさせられました。
年を追うごとに
赤い線でかたどられていく画題はどんどん単純化されて
平面的になっていきます。
でも実際に見ると
細かな筆跡が分かって
その中に動きを感じることができます。
温かで静謐な
生きるよろこび。
欲しい!と思う絵が沢山![]()
家に貼ってあるマティスのポスターの横でも違和感がなさそうです。
絵葉書はもう売れてしまったのでしょうか、
umemonが行った時はあまり種類は多くありませんでした。
近美にて '18.3.21まで。
借りませんでしたが山崎努さんと樹木希林さんの音声ガイド評判いいですね。
キャプションは英語の他中国語・韓国語もあって新鮮でした。
