ざくろの花を見かけました。

ざくろの花って、初めてみた気がする。


Googleより


ザクロの花言葉は「円熟した優雅さ」「子孫の守護」です。 これは花についた花言葉で、ザクロの実には「愚かしさ」「結合」といった花言葉がついています。 「子孫の守護」は、外皮の内側にたくさんの実をつける特徴からついたといわれています。

ザクロの花にはポジティブな花言葉がある一方で、ザクロの実には「愚かしさ」といった一見すると怖い花言葉がついています。これはギリシャ神話にちなんだといわれています。

冥界の神だったハーデスは、豊穣神デーメテールの娘として生まれたペルセポネに恋をしました。どうしても振り向いて欲しいハーデスは、花摘みにでかけていたペルセポネを略奪し、冥界へと連れ去ってしまいます。

冥界に着いたペルセポネは、空腹に耐えきれず、ハーデスに勧められた冥界のザクロの実を食べてしまったのです。冥界では"冥界のものを食べた者は、食べた分だけ冥界で過ごさなければならない"といったしきたりがあり、差し出された12粒ザクロのうち6粒を食べてしまったペルセポネは、1年の半分を冥界で、もう半分を下界で過ごすことになります。

この伝説から、差し出されたザクロを食べたペルセポネを表す言葉として「愚かしさ」がついたといわれています。

ザクロはミソハギ科(またはザクロ科)ザクロ属に属する植物です。5cmほどの花をつけ、色は赤が一般的です。園芸品種の一部には黄色の花をつけるものもあります。

ザクロの実は国産のものほど甘酸っぱく、甘さの強いものはアメリカなどの輸入品といわれています。見た目はルビーのように美しく、一口噛むとプチプチとした食感が楽しめます。なお、実から抽出されるザクロエキスは、更年期障害に有効とされるほか、ビタミンCやポリフェノールも含まれているためにアンチエイジング目的で食べる人も多いといわれています。