今日は我が娘のバレエ教室の内部登録の締め切り日
この時に書いた内容なのですけれど、
麗子が、現在レベル0クラス在籍の娘さんにレベル1をすっ飛ばさせてケニ子と同じレベル2にあげることか可能かどうか講師陣にかけあってみると言い出したことに(私頼んでないのですけれど)落ち込んだサラマでしたが「麗子さんがやるようにケニ子ちゃんもレベル2を飛ばしてレベル3に行けるかどうか講師陣に確認してみたらどう?」と提言してくれた友人がいたのでした
そのテがあったか!!!フレキシブル!!と目からウロコだったサラマは、講師陣に相談メール。
「現在レベル1クラス在籍のケニ子の母ですが、娘のスケジュール的に、レベル3の時間帯の方が都合が良いのです。レベル2クラスでなくて3にあげてもらえないでしょうか」と。
麗子が講師陣宛てに送ったメールも似たり寄ったりの内容だと予想しますが、講師にメールしたあと早速麗子に牽制メッセージを送った私。
「あなたの子がレベル1をすっ飛ばすのが可能だとしたら我が子もレベル2をすっ飛ばせるってことよね。レベル3は平日の夜レッスンで、うちの子にとってはそれの方がスケジュールが都合いいので私もレベル3クラスに入れてもらえるか講師に聞いてみたよ」と言い換えると「私を期待してレベル2に来てもらってもそこに私はいないかもだぜ」ってこっちゃ。
ただ、こういうふうにレベル2を飛ばせるように動きつつも個人的にひっかかりを感じたりもした私です。
サラマはバレエこそ未経験ですが、いくつかダンスを経験しているのですね。
ダンスというのは、一般に、身体の使い方とそのために必要な筋肉の発達が連動していて、適切な筋肉が備わらないことにはどこかで身体に負担がかかったり、おかしな癖がついてしまいます
そもそも、それがダンスでなくても、芸ゴトのキモというのは、一般に「師と自分の違いはなんだろう」と観察してその違いを自分で拾ってこれる観察眼だと私は思うわけですよ。
「あのうまい人と自分は何が違うだろう」と客観視できる視点をケニ子が自力で獲得できたならばそれはケニ子にとって一生ものの財産となる能力。のちに人生を助けてくれる。
そういった視点を獲得するにはある程度の余裕がある状況に身を置くことが条件で、必死にならないとついていけない状況では生まれにくい。
レベル3が背伸びなしについていけないクラスであればおそらくケニ子に師を観察する余裕は生まれえず、向こう一年で小手先のバレエっぽい技は身につけども、観察眼なるものを鍛えるには寄与しないのではないかというのが親の私の懸念だったりします。
そもそも「他人より早くできる」ことに意味を見出さない私なのに。悩む。悩むわ。
なんて2,3日悶々としていたところ、
運営陣からきた回答はというと「私たちはskipping levelsをオススメしない」でした。
理由は、要するに、レベル2クラスでとりくむべき姿勢やステップをしっかりやらないまんまになるからだ、という。
まあ、芸ゴトに従事した人間からしたら「妥当でしょうね」という返信です
講師の言うことは理にかなっている。
やはりうちの子はレベル2クラスに進級させ、そこで自分の力で拾ってこれるなにかを拾ってくればよかろう。
麗子だって講師陣からwe don't recommend to skip the levelsという返信を受け取ってるはずだし、さすがに、リトミックのレベル0クラスから、レベル1クラスの基礎ステップもストレッチも飛ばしてその上のレベル2クラスに入れることはないはず
と思っていたら今朝、なんと、麗子から「先生の言うこと無視して娘をレベル2クラスに入れたから来期からよろしくね」との連絡が。
転送されてきた先生から麗子宛てのメッセージには「we recommend your daughter for the level 1. If the level 2 is too dificult, we have to move your daughter to the level 1 during the next season」と書かれていて、それでもレベル2に娘さんをねじ込んだ彼女は「My mentality won lol」みたいに添えてきたけど
え…勝ち負けの話だっけ??
そういうところだよ、チミ、麗子さんよ。
講師陣、娘さん、サラマ、麗子という関係者のうち、この状況で満足してるの麗子オンリーだって気づいて