哲也、そう、白鳥麗子さんに愛されてしまっている方の哲也でした…
サラマ、書きたいことがいくつかあって、コメントでご質問いただいていた肌断食の話なんかもまとめたいなと思っていたのですけれど、それよりも昨夜、あるママ友さんからもらったメッセージに「ずーん」ときているのです。
サラマは日本人家庭と付き合いがないので、ママ友というともう我が子のインター保護者である異文化の人が多いんですがね。
インターのママたちというのはなかなかキャラ濃い
ママ友トラブルというと、日本でも信じられない話も聞きますが、でも、日本のママ友問題って、それでも関係者がみんな〔日本文化〕という、同一文化圏出身の、同一価値観を共有する人たちの摩擦じゃないですか。
「だからしんどくないはず」だなんて言うつもりはありません。でも、インターとなると在籍者の文化ベースが違うから、もう「こうするのが正しい」がすでにみんな違っていて(おそらく私の日本人的振る舞いも他の文化圏の人からしたら理解不能に見えると思う)、時になかなかカオスだったりします
さて、我が子のインター幼稚園に、昨年から入ってきた30代半ばの東欧出身ママさんがいます。
このママさんのことはイラスト付きで書こう!なんて思ったまま寝かせてあって、なかなかフックの多い方なのですけど、ロシア風のバレリーナのごとく可憐なルックスに、少しリアクションが周りとズレてる感じがサラマに白鳥麗子を彷彿とさせるんです。
サラマはというと、基本的には、西欧文化圏に親しんでいる人間であるがゆえに西欧文化圏の方とのコミュニケーションに困ることがありません。
「こういえばこういうリアクションが返ってくるだろう」という予想が外れることはぼないし、先方にとっても私は無害というか、一緒にいて楽なところがあると思うんです。
一方で、麗子はというと、性格はいいし、ハキハキしているし、私含めて保護者の誰も彼女のことを特別嫌ってはいないのですが、笑いのツボもノリもちょっと西欧文化圏のそれとは違いまして、彼女に悪気がないことも承知したうえで園のママさんたちは彼女のことを「なんだかしっくりこない人」と感じていそうだなとサラマは考察しています
これは彼女個人の資質的な問題か、お国柄という文化的なものなのか謎なんですが、コミュニケーションがキョーレツに一方的なんです
むかーし、同じようなコミュニケーションで浮いてしまっているロシア人をみたことがあるので、おそらくなんですが、東欧文化圏ではさほど気にされないというか、ある程度許容される態度なのかもしれないとも思います。彼女、とにかく人の話をカットインして独壇場に持っていっちゃうんですよね。
大阪出身の日本人の友達は「関西にようおる感じ?私たぶんイケるで麗子」とか言うのだけれど、いや、関西圏はさ、なんだかんだ相手の反応をシビアによく見てるよね?関西人のあの掛け合いは、座が温まるのを待った上でというか、みんなが準備万端になってから互いに制しあう言葉でのじゃれ合いみたいなしゃべくりで(あ、いつも準備万端か…)、対して麗子は、みんながつまらなく思ってそうなことを見極めることなく黙らせてバーーーーッと語りに入るというの?
幼稚園のママ友みんなでコーヒー飲みに行ったりして、1,2時間経つと、彼女一人が満足そうで両隣のママさんたちは苦笑しつつも疲れている、なんて光景も珍しくありません。
サラマは、というと、彼女の国が比較的親日傾向にあることと関係するのか、流さずにうっかり彼女の話を真剣に聞いてしまうからか、そんな麗子に好まれているのでした。
キラリと光るところがあるわけでないのに麗子に愛される哲也な私
いや、私も、彼女のこと嫌いじゃないですよ。
彼女が性格のいい人だということは伝わってくるのです。
でも、双方向のコミュニケーションにならないので、なんていうか、プライベートだと2週間に一度程度会うだけでわりとお腹いっぱいなのでした
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