お姉様方の台詞を聞いて、わりとすぐに、サラマは「ヨシ、ファンデやめよ」と決意しました
まず第一に、私自身がファンデに倦んでいたいたこと。
お姉様方に指摘される前から気づいていたんですよね。
ファンデを塗って落として塗って落としてしているあいだに、私の肌が、高校生の時代に比べてコンディションが良くなくなっていったことに
「つけなきゃいけない」と思い込んでいたからつけていただけ。
「塗らなくてもいい」ことを知らなかったから塗っていただけ。
つけなくても自由にメイクができるならこんなことやりたくないわ、お金かかるし、と思いました。
ファンデが肌に対して悪影響、という発想自体が当時の私にはなかったのですけれども、でも、若いうちから不思議に思っていたことがあるんです。
それは、
「なんで女の人よりも男の人の方が肌がキレイなんだろうか」ということを。
皆さまそういうふうに感じられたことないです?
私、大学の大教室の授業でもバイト先でもフツーに思っていましたよ。
10代20代だと男子学生の方が肌キレイじゃないですか?
もちろんのちに肌に関する知識を増やしていくと、男性と女性では筋肉量だとか運動(によって分泌される成長ホルモンやら)だとかで女性と同様に扱うことは難しいことも理解するのですが、「なんで化粧をしない男の子たちの方が肌がキレイなんだろう」という疑問をかねてから抱いていた当時のサラマには、お姉様方から聞いた〔ファンデによる肌負担〕説は、すとん、とハマるところがあったのでした。
余談ですが、交流してくださっているエンジニア職のブロガーさんが「20代のとき、皮膚科クリニックの医者とコラボしたことがあり、ファンデーションに含まれる無機化合物粒子が皮膚呼吸を妨げ、負荷が大きいことを知り使うのをやめました」とこのノーファンデ関連の投稿にコメントくださっており、当時お姉様方が言っていたことと概ね一致するなと思いましたね。
というわけで、サラマが「えー、サラマもお姉様方みたいな30代になりたいから、じゃあファンデやめよっ」と宣言したところ、お姉様の一人が冗談っぽく「いいじゃーん!今は分からないかもしれないけど、サラマちゃんがもっともっと大人になった時に①ちゃんに感謝することになるよー」と仰いました。
その時から20年間ファンデなしでやってきたサラマが今の自分の正直な感想はというと、
本っっ当にお姉様に感謝しています。
今、当時のお姉様方と再会できたら①さんに真っ先にこのことでお礼を言うと思います。
厳密にいうと今の肌質というのは30代半ばで表面を厚くする目的で脱保湿をして育ててきたものなので、「ファンデをしない代わりに基礎化粧できちんと肌の基礎力を育てていく」①さんの方針とは違うし、脱保湿によって30代半ばまでの肌テクスチャーとは変わったのですが、サラマ、40代の今の肌状態をすごく気に入っているんです
そんなサラマが昨年お会いしたのが、私よりも少し年上の日本人の美肌さん。
日本からきた研究職の方で、コペンハーゲンの我が家の近所に越してきて1年ほど過ごされたあとまた日本に戻っていったんですが…その方もノーファンデで45歳と仰っていました
さらにサラマとは身体動かすのが好きだという共通点あるんですが、なんでしょう、運動って美肌の条件だと思いますね。
駐妻さんの間で、化粧品の話になって、サラマが「ファンデーション使っていない」というとだいたい「え~!ファンデ塗っていないようには見えませんね!」という反応をいただいたりします。
この反応自体は、私、まったく本気で受け止めていないというか、お世辞と捉えております。
だって「私ノーファンデです」と言うオバハンに対して「そうでしょうね」とか「見たら分かります」とか正面から言えなくないですか?
しかも私の肌って日本人が目指すところの肌感ではないし。
というわけで、私自身がお褒めの言葉をいただいてもなんにも動じないわけですけれど、でも、その近所に越してきた45歳の彼女を見たら「えー!45歳!?肌めっちゃキレー」と思ったので、改めて「あの時のラジオ局のお姉様方、どうもありがとう」という思いを強くしたのでした。
で、ここまで長く引っ張って何を語りたいかといいますとね、
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