前回↓↓
「全員に声をかけたい」という意見でイタリア人ママと一致したジョイント誕生日会
体調を崩して来られなくなった家族もおりましたが、結果として、子供とその付き添いの親ふくめてトータル50人弱が足を運んでくれたイベントとなりました
50人って
ビビったわ。
それ幼稚園の誕生会なんかーい。
基本的には滞りなく進みいわゆる〈大成功〉だったし、主導してくれたイタリア人ママには感謝と尊敬しかないのですが、日本でも我が子の誕生会ごとにこのレベルのイベントを開催せねばならなくなるとしたら日本の少子化に拍車かかるんじゃねってのが日本人のサラマの感想よ
皆さんの、お仕事しているにもかかわらず、誕生日にかけるこの情熱ってナニ。
私がビビッたのは、ケーキは、スポンジだけ買ってデコレーションをイタリア人ママが自分でする予定だったってことですよ
ケニ子マブダチVちゃんは初夏生まれ。
Vちゃんの誕生会は、このママと別のイタリア家族でのジョイント誕生会だったのですが、その時にNinja GOのイラストが描かれた凝ったバースデーケーキが供されたんです。
「へー、デンマークにもこういうことやってくれるケーキ屋さんあるんだなあ。頼めばキャラモノのケーキ作ってくれるなんて日本みたい」なんて感心したので記憶に残っていたんですけれど、どうやらその時のケーキもこのイタリア人ママ作らしくて
私、このママ友に「ケーキはあなたが準備する?」って聞かれた時に「や、我が家カーゴバイク(自転車)しかないから、当日、会場まで運べる気がしないわ。申し訳ないけれどやってほしい」ってお願いしちゃってたんですよね
てっきり、好きなデザインをどこぞやのケーキ屋に伝えて購入するだけだと思ったし、彼女側に任せた方がなんならニコレッタが自分の好みをオーダーできて喜ぶんじゃなかろうかと。
彼女がケーキを自作しているというのは、その会話がなされただいぶあとに知ったのでした。
え…なんかごめん…ただでさえ当日にパスタサラダ作るって言ってたのに
そして、
もともと買い出しの時点ではちょこちょこつまめるチップス類と果物とパスタサラダだけを準備するつもりだったのに、人数が膨らみ、親側からの「ディナー込み?」という無邪気な質問が投じられたことにより、パスタサラダのみならず、欧米のオーブン皿3枚分のピザ、バゲットサンド、などなど親側もしっかり腹を満たせるだけの準備をすることに決めた彼女。
確かにケーキは自転車で運べないから頼んだよ?
でも、料理のいくつかは私が引き取って作っても良いのだが?
と、提案するも「大丈夫、私やる」の彼女
という流れで、当日、会場に現れたイタリア人ママ友は、
すでに憔悴していた
9時間ノンストップクッキングだって。
完成したケーキは、じゃーん
これ、本当に大きいんですよ。
こういう↓↓サイズ感。
さすが、50人を食わせようという気概がある。
これは我が家担当、我が家で作製しました。
これやるとものすごく盛り上がるのでオススメ
そういえば、
例のボスママも、憑き物が落ちたかのようにキャラが変わり、そして意外と話すようになった現在、誕生会にも来てくれた
次々とプレゼントを開封してホクホクするケニ子
--------
例のボスママ