25ansが素敵写真をたくさん載せています目がハート


てか、

すんごい数の人が王宮前に集まってますねあんぐり

いつも自転車で通る道なので規模感分かる。


9枚目の写真、退位証明書に署名したあとに去る女王様の背中にグッとくるものがあるサラマです。



「女王になりたくない」と泣き喚いた少女が、それから先何十年も国の象徴であることを務め上げ、務めを終えて表舞台から去っていく姿。


私は女王様を直接拝見したことがなく(ケニ子は沿道から旗を振ったことがある)今まで雑誌やインターネットに載る正装のお写真を見る機会が多かったわけですが。

王冠をつけずスーツで歩いていく女王様のこの後ろ姿のお写真よ。


老いた、けれどもいろんなことを通り過ぎてきた美しい後ろ姿。

任期52年、83歳。

誰にも理解し得ない責任と孤独を1人で背負いきったご婦人が、いま、重責から解放されて、1人の人間に舞い戻った、みたいな物語が垣間見えそうですよね。

そうして、この世界から去った暁には、連れ合いのヘンリック王配のいない王家の敷地に1人で眠る。


君主という選ばれし者のみが歩む道。

その道の始まりに置かれたからといって誰しもがきちんとコミットできる責務でないことは歴史を見れば明らかです。

過去に遡らずとも見渡せばどーしようもない王族とかめっちゃいっぱいいる今日ですもん。


でも、

この方は、転がりこんできた運命を、並々ならぬ覚悟を以て引き受け、向かい合い、ひとつひとつすべきことに向き合いながらこなしてきたのだと思うのです。

誰もがこのレベルで全うできることではなかった。


デンマーク人って、態度に出さなくても内心で自分の国のことをすごくすごく誇りに思っている人たちだと評されます。

どこの国にも良いところ悪いところはあるわけで、私はデンマークに対してかなりニュートラルな見方をしているタイプではありますが、自分の生まれた場所と文化を誇りに思えるというのは間違いなく幸せなことであって、マルグレーテ2世のようなどこへ出しても恥ずかしくないカリスマティックなアイコンを戴いていたデンマークの人たちは幸せだな、と思うのでした。


安室奈美恵さんもそうだけれど、やはり、去り際って大事。私も去り際を大切にしたいなと思いました。

あっ…

そういや私どこの舞台にも出てなかったわ泣き笑い

去る舞台がなかった。



フレデリク新国王はこの投稿↓↓にて自転車運転しているこの方。乗ってる方のお兄ちゃんが新皇太子ね。

フレデリク新国王もめちゃくちゃ人気高いと聞きますよね指差し飛び出すハート