皆さん、前回の投稿へコメントありがとうございます愛乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

 

いや、そんな素敵夫婦じゃないですよ悲しい


だって、新人ラッパーのミュージックビデオに出てくるリムジンレンタル代を支払ってるのがラッパー本人だろうと事務所だろうと先輩だろうとどうでもよくないですか、

それ子供に辟易した表情させてまで話す価値のある内容かよ。

と思いませんか?ゲロー

 

歌詞がバカバカしいことはさておき好きだった曲!2000年頃の音の数の少なめなR&Bが好みの私。なのに80年代ダンスミュージックを好む我が子キメてる

 

サラマは父親が不在の家庭で育ちました。

サラマが小学生くらいまでは単身赴任だったんですよね。

クセ強い祖父母と同居でしたが、

母親が争いを好まずにひくことができる人だったので、

幼い頃の記憶をたどると、構成員たちのキャラの濃さからは信じられないくらいに平和な環境でしたあんぐり

 

「結婚生活というのは自分の育った環境の焼き増しではない」という名言にサラマ目からウロコ的な納得があったんですが、この言葉に出逢った時、それまでの私というのは、自分の育った争いのない環境を焼き増して我が子に与えたいという不可能なゴールに振り回されていて、それができないことに不安があったんだと気づきました。

 

<再現> は無理ですよね。

家族を構成するメンツも、住む場所も、時代も違うんだもん。

 

ただ、

友人の結婚生活の話を聞いても思うのですが、

私に限らず、

自分が配偶者と運営している今の家庭を自分の育成環境に無意識にひっぱりたい女の人って多い気がします。

やっぱり安心ゾーンなんでしょうね、自分の <かつての巣> の環境ってね。

なぜそうするのか、それは理屈ではない気がするな真顔

 

しかしながらよくよく考察してみるとですよ、

笑顔絶えない穏やかな子育て環境って、

その場にいる大人が、その時々に気に留まる(または「気に障る」)不穏分子を笑顔でスルーしながら、意図的に穏やかな空気感を維持しようと努めてはじめて成立する種のものなんですよね。

 

幼児期のサラマの環境においては母親がそういう取り仕切りができた人でした。

都会から嫁いできたと思ったら、夫はパリピ、意地悪婆と同居。

不満なんていくらでも生じてくる環境に置かれていたのに、

子供の前で不満はおくびもみせず、

笑顔を絶やさないで周りの人間を立ててきた人。

 

自分に置き換えてみたんです。

私はそういうことができるだろうか?

家庭内がいつも安穏な状態であるように、夫との争いを回避すべく、自分の意見を抑えることができるか?

出てきた答えは、

 

「私にはできない真顔

 

私は自分の意見を飲み込むことができない。

もともとの性格的に黙っていることができないわけですが、

長い時間かけて欧米規格に合うように仕様変更されていったこのアイデンティティを今さら国産向けに改造できない。

 

しかも自問を続けていたら「自分が一歩ひくことによって意見対立を避けるという行為にどれだけ意味があるのかな」って疑問が沸き上がってきたんです。

 

で、

やるメリットってあまりないかもしれないということに気づいたあんぐり

 

メリットがないという言い方には語弊があるかな、

正確には「今からの時代の子育てにそぐわない」って思いました。


そう気づいてからは、

我が家の場合、

夫婦間で揉めないことを重視するのではなく、

揉めたあと子供に謝る姿を見せることを重視するようにしたのでした。

 

「人間ってのは考え方も感じ方も違うから自分の意見を通そうとする人が二人以上いるとと必ず衝突が起こる。それは自然発生的な衝突なので怖がって避けてはいけない。我が家の場合、お父さんもお母さんもどちらもがスタイリッシュに対立ができない。未熟さゆえにあなたたちを悲しませるみっともない状況にしてしまうのをすまなく思う。ただ、人には得手不得手があって、お父さんもお母さんも、下手ながらに一生懸命練習中なので、もう少し大目にみてほしい。

一方で、世の中には、周りの人を嫌な気持ちにさせないで見事に対立を解消できる賢い人たちがたくさんいる。私たちがいいお手本になれず残念なのだが、あなたたちは、学校の先生だとかお友達だとか、誰でもいいんから対立のうまい人たちをお手本にして、ゆくゆくはかっこよく意見を通せる人になってほしい(そしてなんならそのやり方を我々に教えてほしい)」

 

と伝えております。

もう苦肉の策だわね泣き笑い

 

グッバイ、昭和の古き良き揉めない家庭よ。

ありがとうお母さん、揉めない家庭で育つことができて私は幸せだった。

でも、揉めない家庭というのが、家庭内の誰かが口をつぐんでしか成されないとしたらやはりそれはイビツだと言わざるをえず、令和以降を生きる我が子にそのやり方を残すのはやめることにする真顔


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