「最上三十三ヵ所 御詠歌」 (第一番若松 来吽院)「かかる世に 生まれ逢う身の若松やおいにも頼め 十声(とこえ)一声(ひとこえ)。」(第二番山寺 立石寺)「御仏(みほとけ)の誓いは重き立石寺(りっしゃくじ)願う心は軽くあるとも。」(第三番 吉祥院)「花を見て 今や手折(たお)らん千手堂(せんじゅどう)庭の千種(ちぐさ)も盛りなるらん。」