やっと書けたよぉ…(ノД`)・゜・。
なんか上手く書けなくてねぇ…
何度も書き直してようやくです…
お待たせいたしましたm(_ _)m






☆ハニーside☆









ぃよっっしっ!!


これは…大成功、だよな?


櫻井さん、喜んでくれてたよね?


…そうだ!櫻井さんが着替えに行ってる間に、風磨さんに報告しとこ♪


きっと気になってるはず!





【風磨さんっ!大成功っす!!結果知りたかったでしょ?大成功っすよ〜♪】





今度改めてお礼しないとな♪




さてと♪


乾杯の準備しようっと♪




晩飯は、きっと食べてるだろうから…


お酒呑みながら摘める、軽いオードブルもねぇ、作ったんだ♪


風磨さんに教わったケーキ作り、すっげぇ楽しくて…


他にも色々作ってみたくなって、SNSで調べてみたんだ♪


パーティーにおすすめ!とか、料理初心者でも手軽に作れるオードブル!とか…


たっくさん投稿されてて。


そんなのを参考にしながら作ってみると…


意外と簡単で、しかも美味しくできて…


何より作るのが楽しくて!


オレって料理好きなんかも〜♪って思ったら止まんなくなっちゃって…






『さすがに作りすぎたかな…』






ローテーブルの上、隙間もないほど埋めつくされてしまった…






「わぁ……凄い……ご馳走だ……もしかしてこの料理もハニーが?」






着替えを終え、戻ってきた櫻井さん…


あまりの量の多さに引いてたりして…






『はぃ…でもちょっと…張り切って作りすぎたかも…』




「大丈夫!今日は忙しすぎて食事もろくに摂れてないんだ。だからもってこいの量だよ♪」




『ほんとっすか?なら良かった……ていうか、ご飯も食べれないほど今日は忙しかったんすね…』




「よくある事だよ。それより、早速戴いてもいいかな?腹ペコなんだ♪」




『あ、はいっ!あ、待って…食べる前に乾杯しましょう♪』






お酒のこと、まだ全然詳しくないけど…


でもオレなりに調べて、考えて、準備した。


いつものビールとかじゃ味気ないだろうから、ちょっとオシャレなスパークリングワインを♪


これならオレも飲めそうだったし♪






「何から何まで…///ほんと、最高の誕生日だな///」




『んふふっ♪まだまだこれからっすよぉ♪』






ポンッ!とコルクを開け、グラスに注いで…


櫻井さんに手渡す…






「ありがと……そうだね。お楽しみはこれから、だね///」




『はい♪』






おつまみもケーキもお酒も楽しんでほしいし♪






『じゃあ…改めて♪櫻井さん、誕生日おめでとうございま〜す♪♪』




「ありがとう♪」






カチン…と小さくグラスを鳴らし、そのまま一口…






「うん、美味い♪フルーティだね。すごく飲みやすい♪」





良かった♪


気に入ってもらえたみたいだ♪


嬉しくてつい…






『(ゴクゴクゴク…)…はぁ♪んまぁ…///』






がぶ飲みww





「ぁあっ…ハニー!ダメだよ…そんな飲み方したら…」




『あ…』






そうだ、前科があるんだったww






「すぐ酔っちゃうよ?」




『ですね///……この前みたいになったら大変だ…』




「…まぁ、アレはアレで楽しめたけど。でも今日は…しっかり覚えててほしいから…」




『はい///』







酔っ払うとオレ、かなり積極的になるらしい///


この間のこともほとんど覚えてないからなぁ。


櫻井さんの誕生日をお祝いしたことはしっかり覚えておきたいから…


それにとっておきのプレゼントも渡さないとだし。


…ほどほどにしとこ///






「あ〜美味い〜♪どれもこれも美味すぎる〜♪」






よっぽど腹が減ってたんだろうな。


櫻井さん、止まることなく食べてる。


口いっぱいに頬張って…


おつまみなのに主食になってる…


こんなことなら、しっかりとした晩飯、用意しとくんだったな…







「しかし凄いね?よくこんなの作れるよ…ハニー、料理得意なんだね?」




『得意ってほどじゃ……作り方とか見ながらじゃないと作れないし…』




「それでも凄いよ。俺なんて……」






オレの誕生日の時のピザ事件を思い出したのか、しゅんと肩を落としてしまってる…






『誰にでも得手不得手はありますから♪』






そう励ますと…






「そう言ってくれるのはハニーだけだよ///」






風磨さんには怒られてたもんなww






『んふふ♪さぁ、どんどん食べてください♪あ、でもケーキ食べる分は空けといてくださいね?』






ケーキこそ、1番食べてほしいものだから…






「大丈夫♪俺の胃袋、底無しだから♪」






ハニーが作ってくれたのに残すわけないでしょ!って言いながら、パクパクモグモグ…


どんどん口の中へ吸い込まれてるww


すごい食べっぷりだぁ…♪


見てて気持ちがいいぞ♪






「じゃあさ、あのケーキも調べながら作ったんだ?」




『あ、あのケーキは風磨さんに教えてもらって…』




「あ〜…アイツ料理得意だもんな…ケーキまで作れるとは知らなかったけど。…で、レシピ教えてもらったんだ?」




『レシピというか…ケーキ作りのいろはを実演混じりで…』




「実演?……動画送ってもらったり?」




『いえ!一緒に作って…』




「………一緒に?」




『はい♪コツとか聞きながら!』




「………いつ!?…どこで一緒に作ったの!?…え、もしかして風磨んちで?」




『ですね!』




「アイツんちに行ったの!?」




『!!……行きました…けど……』




「…っ……なんでっ…それ聞いてないっ…」




『だって…それ言っちゃったらサプライズじゃなくなっちゃうし。』




「ぁ…まぁそうだけど……けど…ハニーが風磨の家に…2人っきりで仲良くケーキを……はっ…まさか泊まったりは…」




『しませんよぉ……ちゃんと家まで送ってくれました!』




「あー…送ってもらったんだー……」




『はい!』




「……鍵を貸しただけかと思ってた……衝撃の事実が発覚だ…まさか2人っきりで会ってたなんて……」




『その言い方は…ww』






なんかすごい悪い事したみたいじゃん…






「……もしかして…風磨とメッセージのやり取り、ずっとしてた?」




『そう…っすねぇ…日時の打ち合わせとか…今日も何時頃帰れそう、とか…逐一教えてくれてました!』




「……あれはハニーとだったんだ……そりゃ紹介なんてしないよな…」




『ぇ?』




「…はぁぁぁぁ…」






おぉ…?


ふっかいため息…


これはもしかして、怒って…る??






「…複雑だ……サプライズはすごく嬉しかったけど…そのサプライズのために、ハニーは風磨とより親密に……」






親密?


…親密……と言うよりは、さらに仲良くはなれたと思うけど…






「風磨に変なことされてない!?」




『されるわけないじゃないですか!…風磨さんに失礼っすよぉ……』




「あ……まぁそうだよね…風磨がするわけないか…」






心配性だなぁ…






『ずっと櫻井さんのこと、話してたんですよ♪』




「……え?」




『風磨さんがあれこれ聞いてくるから……』




「…あれこれって……」




『…オフん時の櫻井さんの様子とか……色々っす!だから、なんかずっと櫻井さんがそばに居る感じでした♪』




「ふ〜ん…///」




『…風磨さんと話してる途中から、どっちが櫻井さんのこと好きか、みたいな張り合いになっちゃって…でも、知り合って間もないオレより、ずっと後輩でいる風磨さんのほうが櫻井さんのこと色々知ってるから……なんかオレ、負けた気がして悔しかったっす…///』




「ハニー……」




『…オレ、風磨さんに負けないくらい、櫻井さんのこともっと知りたいから……たくさん教えてくださいね?』




「もちろんだよ///包み隠さず教えるから…俺のすべてを…」




『ぇへへ///ありがとうございます♪』




「ふふ……じゃあ、さっそく1つ。教えてあげる。…ちょっとおいで?」






櫻井さんがソファに移動して、ちょいちょい、って手招きしてる。






『は〜い♪』






横に座ると、櫻井さん、オレの腰を引き寄せてぴったりとくっ付いた…///





「…俺ね、けっこうヤキモチ妬きなんだよ?」



『そうみたいっすね///』






風磨さんもそう言ってた…






「……だからね、今すごくモヤモヤしてる。」




『……へ?』




「…相手が風磨だったから、抑えられてるけどね?…知らない男とだったら、俺、今頃ハニーのこと、めちゃくちゃにしてる。」




『め、めちゃくちゃって……ボカスカに殴ったり…?』




「そんなことはしないよ。もっと別の……」




『ぁ……いつか読んだマンガにあったやつかな…嫉妬に狂った彼氏が、お前は俺のもんだろぉがぁ!って言いながら抱き潰すやつ?……櫻井さんもそうなるの?』




「…相手が風磨じゃなかったらね?…そうなってたかも。……それくらい俺はヤキモチ妬き。」




『へぇ…///…つまりは、その……めっちゃオレのこと、好き、ってこと…ですよね///?』




「…そうだよ///大好きだから…」




『んふふ…///照れる///』




「ふっ///」




『櫻井さん…』




「ぅん?」




『……オレも…大好きっす///……』




「…ありがと///」




『……あのっ…実はもう1つ、プレゼントが……』




「ほんと?」





ケーキだけじゃ足りないな、って思って…


でも櫻井さんの欲しい物、見当も付かなくて。


だけどコレなら、多分、喜んでくれるはず…


てか、喜んでほしい…


じゃなかったら、オレ、恥ずかしすぎる///





『……コレっす///』





ポケットに忍ばせてたものを手渡す。


手のひらサイズの小さなメッセージカード。


それは…





「……“大野智を好きにしていい券”……えっ…これって…///?」






文字通り、オレを櫻井さんの好きに扱っていいってことですよっ…///






『オレがプレゼントっす///…だから…櫻井さんのものだから…オレ、櫻井さんの言うこと、なんでも聞きます///』




「ハニー…///…しかもこれ、永久使用可って///」




『……そういうことっす///』






ちょっと重いかな…






「……ずっと……俺のもの?」




『…です///』




「…参ったな…///…最高のプレゼントだよ///」




『受け取ってくれますか?』




「もちろんだよ///」






こんなプレゼントしか思い浮かばなかったけど…


喜んでもらえて良かった…






「…じゃあ…早速使わせてもらうよ?」




『ぁ、はいっ///』





どんな要望でも応えますからねっ///





「…今日はちょっと…モヤモヤさせられたからな。…覚悟してね?」




『ぅお!?…もしかして抱き潰されちゃう!?』




「ふふっ…さぁ?」






不敵な笑みっ…


だけど楽しみにしてるオレもいる…///




……実はこうなることを予想しての、サプライズだったってことは、秘密にしておこうっと♪






意外と計算高いハニーだった〜( *´艸`)



なんとか書きあげた…
でもケーキも食べてないし、イチャイチャも…
もの足りない(笑)
このままじゃ終われない…
…おまけ、という名目でもう少し書かせてね^^;