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1/29漫画家の芦原妃名子さんが栃木県のダムに身投げ自殺したことが分かりました。

「セクシー田中さん」のドラマ化をめぐりドラマ制作側とのトラブルが原因とされています。

 

 

 

 

 

 

詳細はこちらをご覧ください

 

 

私は漫画が大好きです。

 

漫画を読みながらゴロゴロ、ウトウトするのが

一番満足な時間です。

 

だから漫画家を始めとする造り手の方々には敬愛の念を持っています。

 

芦原さんもとても好きな作家さんです、漫画は全巻ではないけど、読んでおり、

ドラマも見ていました。

 

なので、

訃報を聞き、かなりショックを受けました。

 

私はとても怒りを感じブログを書いています、

 

 

 

以下が私の見解となります。

 

 

 

 

 

約束

 

約束を守る 私が大事にしていることの一つです。

 

 

ドラマ化の話が来た時 芦原さんは

「必ず原作に忠実に」という条件で許可しました。

 

しかし、その約束はいとも簡単に破られました、

 

このニュースを扱っているコメンテーターは揃って、

「詳しい経緯や事情が分からないから…」

言葉を濁し、当たり障りのない遠回しな発言や柔らかな物言いしかせず、

釈然としません。

 

私は

ハッキリ断言します。

 

約束を破ったドラマ制作側(テレビ局)

が100%悪です!

 

 

制作側の人間にも人の親がいるでしょうが…

 

何を子どもに教えるのでしょうか。

自分は平気でやぶるクセに、

偉そうに子どもに「約束は守らなきゃね!」なんて

まさか言ってやしないでしょうね⁉

 

 

 

ドラマを担当した脚本家が嫌味盛り沢山なInstagram投稿が

発端で今回のトラブルが明るみになり、

芦原さんを追い詰める結果となりました。

 

この脚本家は原作を大幅に改変することで有名であり、

原作クラッシャーと呼ばれていたらしいです。

 

原作者の要望で途中降ろされたことを

かなり不満に思っていたのでしょうが、

 

そんなに、自分の想い通りにしたければ、

完全オリジナルの脚本を書けばいいだけの話です。

 

 

ゼロから作品を生み出す作業は

相当な精神負担がある、

それは身を削るような感覚。

 

 

自分もモノ作りをしているから、

分かっているつもり。

 

そうして、作者が苦労して作ったものを、

「こうした方が面白い」と、

承諾や相談無しに勝手に変えることは、

本当に侮辱的な行為です。

 

 

私の母は元プロのライターなのですが、

知り合いに文をお願いされて、

無償で書いてあげたら、

勝手に

変えられ、

「すごく失礼だ!」

怒っていました。

 

悪気は無いのでしょうが、

人が作ったものを承諾なしで変えるなら、

最初から自分で書けばよい、

 

結局いいとこどりをしようとしており、

その精神が醜くく、やられた方は受け入れることが出来ない。

 

私は

27日頃トラブルをまとめサイトにて

知りました。

 

その時点で作者擁護派が多かったものの、

「面倒くさい原作者」とコメントしている

人も多く、

「なんで?」と愕然としました。

 

亡くなったら急に手のひら返しして、

制作側批判のいい人コメントで溢れるようになり、

ゲンナリです。

結局芦原さんが亡くならなければ、

このトラブルも軽く流されて、今後同じことが

平然と繰り返されていたということになります。

 

脚本家が発端とされている今回のトラブルも、

大本であるテレビ局や出版社がちゃんと仕事をしていれば、

事態は避けられました。

 

今回の惨劇は、

大きな組織がよってたかって、冷たく、不誠実に

ブルドーザーのごとく尊厳を踏みにじり、ひとりの作家を潰した。

 

と私は思っています。

 

 

なのに、テンプレートのように、

 

末尾に

 

繋がらないで有名な

「ひとりで悩まないで」的な自殺防止窓口電話情報を紹介する

メディアに強烈な違和感を覚える。

 

違うだろ korositaのはオマエ達だろ。

 

 

 

芦原さんはドラマ化にあたり、制作側の人間と一度も顔を合わせていないと、

言っていました。

 

このことから分かるのは、当事者間で伝言ゲーム状態になっていたということです。

 

認識違いトラブルを避けるには、必ず顔合わせして、直接言葉を交わし確認し合う、

口頭だけではなく、書面で契約や記録を残すことが必須ですが、

 

今回の事案を見ると、全然そういうやり取りが見えず、

言った、言わないの水掛け論が繰り広げられていて、

全く

プロの仕事と言えないですよね!

 

それともあれですか?

 

業界人は崇高で世の中は自分達中心に回ってる、一般人は取り上げてもらっただけで、

ありがたく思えよ。

 

という傲慢さと差別意識から、

 

今までもこういう仕事をしてきて、

今回も「当然!」

と思っていたんでしょう。

 

私も評判は上々だったのに安いギャラで描かされて、

でも「ごめんね」ではなく、

「つかってやってる」という態度を取られたことあります。

 

無名の作家ならまだしも、あんな人気作家にも、

全く敬意を払わないって、

どういう神経してるんですか?

 

ドラマ公式TikTok で制作側の人間が

批判コメントにだけ「いいね」を押していた

事実が確認されましたが、

 

芦原さんが、自分の作品を守ろうと、

必死に抵抗して意見したこと、

 

業界人様に楯突きやがって…

と忌々しく思っていたに違いありません。

 

脚本家のInstagram投稿やTikTok の件は

作者へのドラマ制作班の総意の表れではないでしょうか。

「まーたアイツが文句言ってきたよ」

「チッ!メンドクセー」

「煩わせやがって」

などの会話が交わされていたことが

容易に想像できます。

 

 

なんか、粛々とコメントを出してましたが、

「了解を得ていた」自分達に比は無いムーブと

「脚本家を虐めるな」という謎の被害者目線ムーブ発動していましたね。

 

 

自分達は一切表に出ず、日テレという大樹の陰に隠れて、

狡いんだよ。

 

 

 

 

それは小学館も一緒だよ、

 

口では「大事な作家 我が社の財産」とかぬかしていますが、

所詮金儲けの道具としか考えてないでしょう。

白々しい。

 

出版社とテレビ局は漫画を映像化で儲けることに利害が一致している、

作者のことは正直どーでもいい、使い捨て。

 

このような巨大企業は人の養分を干からびるまで吸い取って、

ポイ捨てする化け物ということを、

 

これから、未来と才能がある造り手は心得ておきましょう。

そして賢く、しぶとく、太々しく対抗する策を立てておきましょう。