今日は再建のセミナーに行ってきた
再建手術前は自分なりに調べてはいたけど結局はまな板の鯉状態で訳も分からず。
再建手術を経験した今は、色々と疑問も湧きあがってきたり、再建は私の一番の関心事になっている。
セミナーには私の再建主治医であるS先生、インプラントのN先生、などなど。
チラシのN先生の紹介が、乳腺外科医はよいとして、テレビコメンテーターってのがちょっと笑えた
場所がN先生のお膝元であるし、時期的にインプラントが保険適用されたというのもあり、インプラントのお話が多かったかな。
N先生の話で興味深かったのは、以前は温存の変形を治す為には乳腺をすべて摘出してインプラントを入れていたけど、今は場合によっては乳腺を残したまま入れるとのこと。
たとえば乳がんで10年経過し再発の心配がない場合。
乳腺をすべて摘出するのは再発予防ももちろんあるけどインプラントを入れる場所を作る為だと思っていたのだけど
乳腺が残ってるのにインプラントって入るのだね
と疑問が残ったのでした。
そしてS先生は脂肪注入のお話。
穿通枝皮弁での再建のデメリットはドナーに大きな傷ができること。
脂肪注入なら手術時間も短く、ドナーに大きな傷はできない。
症例では、再建したもののボリュームが足りないない胸(もしくは年数が経って脂肪が吸収された?)に脂肪を注入して綺麗にしていました。
この方は元々S先生が再建手術した患者さんなんだろうか
私は脂肪注入のすばらしさよりもそっちの方が気になってしまった。
再建しても修正手術が必要になることもあるし、時を経て形が予想以上に変化したりすることもある。
自家組織で再建される方にはこういうことを具体的に説明すべきだなぁと思いました。
あとは金額うんぬん
保険適用になったインプラントだけど、何年かして左右差が出てしまい入れ替えたい時は保険適用されないとか、この場合は適用、この場合はダメっとか色々パターンがあるみたい。
脂肪注入もしかり。
私の再建胸、下部分のボリュームが足りないのでできれば大きく修正したいなーなんてほんのり思っているけど脂肪注入だったら自費
てっきり保険診療内かと思っていたのだけど。
ケースバイケースっぽかった。
色々と勉強になりました。
メモをとってる人多数。
ほぼ満員でした。