Tokyo Guitar Jamboree2024 とプラス1 | ロックンロールは歩く鏡である。

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よろしくおねがいしますρ(⌒◇⌒)ノ

音楽花見
Tokyo Guitar Jamboree 2024
2024.3.2-3
@両国国技館





こちらの千穐楽に参加してき。
初日は、トータス松本、スガシカオ、竹原ピストルといった面々のようで、この千穐楽は真心ブラザーズ、森山直太郎、辻仁成といった出演者。

J-WAVE主催のアコギスト&弾き語リストの為のフェスイベント。
イベント自体は耳にしていましたが、今年はまさかの仁成の登場ということで相撲の殿堂・両国国技館まで行ってきました。



センターに土俵を模した回転式ステージ。それを四方から客席が囲むという「ならでは」なステージ。


自分は正面と西側の間、ちょうど花道の真上の2階席。まずまずの場所でした。

外の出演者ののぼりや、焼鳥🏮に、ちゃんこ🍲といっ名物。そして物販。
まさにお祭りのようで、ふらふら見て回るだけでも楽しい空間。
珍しく仁成も物販置いてましたね(;^ω^)
CDと昨年のTシャツもありましたよ

アクキーのガチャは「やっても3回!」と決めて挑んだ4回目😝に………
仁成げっと❗👍
イラストは微妙な、味のあるイラスト💦だけど、仁成のグッズって滅多に作られないから、ある意味貴重だね🤔

さてO.A.のLeinaは定刻通りのスタート。
まだ、若いのに堂々としててスゴイな…なんて思っていたらJRの遅延の為、本編スタートは15分遅れの告知。

ライブの進行に関しては、J-WAVEやBS朝日でもオンエアがある様なので割愛しますが…

会場が大きいのもあって、最初の数組はリバーブが掛かりすぎている印象でやや聞き取りにくかったな💦
途中からは感じなくなったので、PAで調整したのか、ベテラン勢のセッティングの妙なのか…🤔

どの出演者も流石というか、場数こなしてる猛者揃いでなかなかのステージング。
特に浜崎貴司と山内&斎藤は本当に素敵なパフォーマンスで惹き込まれちゃいました(^^)

途中、新弟子検査といってオーディションの予選を勝ち抜いた若手が歌うコーナーがあったのだけど…完全に自分のミス😥
期待してなかったのもあるし、誰が出るのか全くノーマークだったの…
休憩の合間でもあったので、ロビーのガチャの前で辻󠄀仲間と話してたのね…
席に戻るとMCのグローバーのアナウンス
「灯橙あかさん、ありがとうございました!」

………
えっ?灯橙あかだったの?(・_・;)
失敗したよ〜〜〜😓
最近注目してる若手シンガーなんだけど、見たかった😭😭😭
YouTubeのWHITE BOXというグループでカバーとか歌ってる子で表現力が豊かで可愛らしい子。チャンス逃したな〜💦

会場はお目当ての出演者を狙ってゆっくりくる方もいれば、お目当てが終わって帰られる方もいたりして、6〜7割の入りに終始していました。2階席は後ろの方はだいぶ空席が目立っていたかな?埋められないのはちょっと残念だけどフェス系では仕方ないのかな?

山内&斎藤くんのユニット。ぶっちゃけ期待してなかったんだけど、歌唱力も凄いし、ギターメッチャ上手い(^^)
ステージが西、正面、東、向と移っていくなかで、「南南西に向かって歌いたい曲なんだけど…」と、このアコギセットで「シュガーソングとビターステップ」。
聴けると思ってなかったからイントロで思わず仰け反ったわ😅
間奏の超絶難しいギターソロを二人で延々と繰り広げる様は会場中を巻き込んで知らない人までも引きずりこんでたな。
良いもん見ました!ヽ(`▽´)/

さて仁成。
呼び出しに続いて西からの入場。
ステージは向正面を。アチャ、後ろ向きだ😅
ま、ステージ回りますからw

ソロライブは結構見てきたけど、フェスではどんなパフォーマンスを見せるのか?ちょっと期待。

自分的予想セトリ。
天井、GentleLand、Alone、CityLights、サボテン、Zoo。
他には幻とどの方角聴きたいとは思ってました。

イントロ。空?と思っけどガラスの天井。
毎度のことながら原曲どこ行った?(笑)
口トランペットとボディヒットしながらの演奏。さすが自由人。一発目で会場を惹き込む演奏は流石。いつのまにか、外せない定番楽曲に育ったな。自由気儘なプレイスタイル。唯一無二と言ってもよいのでは?
海外での生活や活動から吸収して来た部分もあるんだろう。賛否はあれど、これが今の仁成。
フェスだけど、いつもの仁成で良かった。

ステージは西へ回転。人にもよるけど仁成は1曲事に回すスタイルみたい。

ミュートを効かせたビートから、まさかこのイントロは………鳥の王。
懐かしい!!フランスのオランピアでは演奏したそうだけど、自分は数十年ぶり。ソロ初期のアルバム収録曲。
決して明るい曲ではないけど、自由を求めて飛び立つんだ!そんなマイナーアレンジの隠れた名曲。自然発生的に会場から手拍子が。素敵。
ファンサイト「ツジビル」等で最近仁成を知った方も多数詰めかけてくれている様。64歳にして新規のマダムの心掴むとは😅スゲー(・_・;)

これより前の出演者でも思ったのだけど、この両国国技館。反響がでかすぎて手拍子ズレるよね😅特に仁成は曲の間にテンポ変わっていくからなおさら………

ステージが回る。正面へ。
マイナーキーのイントロ。
どの方角から誰が来るのか分からないから全部開いてる

タイトル、長い!!!(笑)

希望曲。Xで聴きたいポストしたら仲間から、「土俵からどの方角でも全部開いてるよ」って来てました(笑)まさにこの日の曲…なのか😅
理由は分からんけど、なんか耳に残って好きな曲なんだよね🎵(^^)

さらに東へ。Alone。
「厚い電話帳で君を探した」今の時代下手したらアウトになりそうな歌詞(笑)
でもこの曲。俺の曲。ずっと何十年もそう思って聴いてる。ちょっと心がチクチクするけど。
最近よく演ってくれるの嬉しい。
文学的な冒頭の歌詞と、行き場のないやるせなさを爆発させる大サビ。いつも泣きそうになる。仁成自身に繋がる部分もあるのかな。気持ちが乗っているのが伝わる。いつも熱唱。

舞台は再び向正面へ。
聞き慣れたフレーズ。オリジナルに近いイントロ。誰もが知るこの曲が国技館でのLASTなのは分かってた。ZOO。
湧き上がる拍手。多分、仁成を知らない人や、この曲しか知らない人もたくさん会場にはいたはず。自然発生する手拍子。いいね。
たくさんの愛が会場に伝わったかな?アレンジも比較的オリジナルに近いのは考えすぎかな?
ラストへ向けてギターを弾く手も力強く、さらにテンポを上げていく。

仁成に興味がない人達も、少しは振り向かせる事ができたかな?今日イチの拍手と歓声が湧き上がる。カッケーな。生き方が。

MCもなく、歌と演奏で魅了する30分間。
話すと長いしね(笑)こういうのも良いじゃない


トリを飾るのは森山直太朗。
入場すると小ぶりなギターを手に座って1曲。
歌い終わるとギターを置きマイクを手に立ち上がる。

「実は皆様日お伝えしないといけない事があります」

数日前に体調を崩し声が出ないと言う事。
咳込みながら丁寧な言葉で四方に深々と頭をさげながら。

「あと1曲だけ。さくらを歌って締めさせてください」

たぶん一番苦しいのは本人なんだろうな。
たくさんの観客の前でベストのパフォーマンスが出来ないなんて。
さくらのファルセット。目茶苦茶苦しそうだけど、丁寧に真剣に熱唱してくれました。
スタッフの皆さん数十人が、みんな出て来て壁際で見守っていたのが印象的でした。

終演。MCのグローバーが締めくくります。
出演者再登壇みたいのあるかと思ったけど、ないのね。

普段行くライブハウスとも、大きなホールとも違う、不思議な空間。枡席があったり、土俵ステージがあったり、相撲の呼び出しがあったり。そこへ上がるアコギスト、弾き語リスト達の熱量。単純な楽器1本を手にとって歌う。弾き語りという音楽の原点でありながら一番難しい方法で5000人を魅了する出演者の皆さんは本当に凄い。こういうイベントでしか見せない顔も見せてるかも知れない。
仁成いなくても来年また来ようかな?昨日の出演者もみてみたかったなぁ🤔

放送予定やフォトレポートも。



話は変わって…
仁成ですが、この前の日に新宿の個展に行ってきました。もちろん絵なんてよく分からないし、何十万もする絵を買う余裕なんてないけどね😅
絵の具の匂い、立体的に盛られたナイフの跡、冷静と情熱のあいだを漂う絵の裏に潜む感情。
全てが売約済みとなったこの絵達を感じられる最後の機会。一期一会。それをまざまざと感じさせてもらえました。
画集では感じられない生きている空間がそこにはありました。画集も完売してしまっていたし😭

どの時期に描かれたのかは分からないけど、足りない想像力をかき集めて必死に想像して。
何を想ったのか?何を残したかったのか?
たぶんそれは一つじゃなくていろんな想いが絡み合っているのだとは思うけど。
あの絵達に刻まれた赤い空や赤い十字。
またいつか、お目にかかりたい。

1本ブログ書こうと思ったのだけど、言葉足らずで詳しくもないから、ついでに追記しておきました(笑)