夏が終わるのは誰もがわかってた | ロックンロールは歩く鏡である。

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夏が終わるのは誰もがわかってた

海岸線に打ち上げられた思い出

「また会いましょう」とみんなが去っていき

砂浜にポツンと取り残された

(辻仁成/夏が終わるのは誰もがわかってた)







ってか。



暑い夏が終わろうとしてますね。

本当に熱かった夏でした。



地域差はあると思いますが、私のいる神奈川では珍しく暦通りにお盆開けから空気が変わって少し過ごしやすくなって来ました。


それでも最高気温は32℃前後ですけど(笑)


それ以前の35℃に比べたらずいぶんマシ



今年の夏、まさに35℃予報の真っ只中の一週間。個人的にですが本当に熱くなった一週間がありました。



ま、所詮遊びなんだけど、ライブが2本。



1本は30年前の青春時代の大きな公演を現代で復刻するというライブ。

細かくは書かないけど、思い入れのあるライブで、告知されてから数ヶ月、じっと待っている事がつらかった(笑)



もう1本はこども時代から私の支えになっていて、まさに自分の人格の一部はこの人で出来てるという(だから私、めんどくさい奴なんだなw)くらいの音楽家のライブ。

募る想いもあったし、再会出来た仲間達を見て恥ずかしい位にテンション上がってた。

あそこに来る人々は、みんなどこか似ている気がする。ハートの真ん中にある小さな共通項。そんな感じ。だからみんな大好き。




この2本のライブを通して、本当にあり得ない様な事がいくつも、現実になりました。

ずっと夢にみて、半分以上諦めてた幻のバンドの再結集や、今まで絶対に無かった、あの表現者に想いが届いた瞬間。




もう、何も思い残すことはない。

完全なる充足感。

すべてが叶ったような奇跡の時間。




それくらい濃くて重くて尊い1週間。

もうどんなライブに行っても、何をしても

こんなに熱くなれる時間は訪れないだろう。



夏のぬけがら



次に何のライブがあって…

とか情報は溢れてるのだけど、

どうにも次に進めない。

あれ以上の物を体験出来るとも思わないし。

自分の中で時が動き出すのには

まだまだ時間が足りない。



だから、ここからは惰性で生きる。

何に対しても熱くなれる気がしないんだよね。



そんな暑くて熱い夏ももうじき終わり。

ちょっとセンチになる季節ですね。

万が一、頑張れる事が見つかったら

どこかで報告します。