昨日は、ある福祉関係のパーティでのアトラクションに呼んでいただき、宴会場でミニライブを行いました。パーティの最後に、主催者の社会福祉法人さんのこの６０年の歩みをスライドで上映。ホームに入居されているお年寄りの皆さまの素敵な笑顔が何より心に残りました。主催者さんの老人施設でもミニライブを行わせていただいたこともあるのですが、皆さんが一緒になって「天龍下れば」や「赤とんぼ」、民謡などを口ずさんでくださるのがとても嬉しかったのを覚えています。この職業で良かった！とあらためて思ったものです。そして寄席やライブにお越しになれない方の存在というものを痛感いたしました。
主催者さんから「うめ吉さんのご先祖は、石井十次さんを応援していたんですから、すごいことですよ」と言われまして、なんとまぁお恥ずかしい、、、。石井十次さんという方は、明治時代、まだ「福祉」という概念も無かった時代に初めて私設の福祉施設を岡山に作った方です。その心意気に惚れ込んでスポンサーにはあの「大原美術館」を作った大原孫三郎さんなど。私の曾祖父も商売が薬問屋だったので薬を援助したりしたようです。今や我が家もそんな財力は無く、ひっそりと生きております。私が生まれる前に亡くなった曾祖父の事も直接は知らないので、他の方からそういったお話を聞くたび、誇りに思いつつも「で、私はどうすればいいんだろう(・・。)ゞ」と。
10月の私がご案内「倉敷の旅」で、その「石井十次さん」の映画「石井のおとうさんありがとう」を上映する決意も、そんな気持ちから、少しでも「石井十次さん」の素晴らしい生き方をご紹介したい、こんな時代だからこそ、ということです。オプションなのでツアー参加者さんの上映へのご参加は自由です。一般の方の入場も受け付けております。倉敷にお住まいの方はこの機会（10/17午後5時15分～）にぜひどうぞ(^-^)/。