とおこの詩の世界

 

 

 

だれも自分が蝶だなんて思わない

 

蝶に変身して

 

空を飛ぶ日がくるなんて夢にも思わない

 

青虫でいるときは

 

 

           とおこ 詩集飛んでより

 

飛んで

 

 

崖から飛ぶのは怖い

 

ゆっくりとスローモーションで落ちてゆくこの快感

 

激突することはない

飛ぶことができる

 

たたきつけられる前に思い出せばよい

 

飛び方を忘れてしまったのに

飛べないと信じているのに

 

魂は恐れを手放して

飛んでみろという

 

 

             とおこ詩集飛んでより

 

第二詩集の題名です。

 

わたしたちは 自分で信じてる自分より、はるかに広大な存在です。