わたしの第二詩集の冒頭の詩である。
2000年くらいには、書いていて、詩集という形にしたのは2003年だった。
今日、寝袋のなかで、暖まってぬくぬくと眠っていた。
そうしたら、頭の中で冗談のように、 さなぎになりますね。
そういう。
確かにこの形は、さなぎのようだ。
わたしは、蓑虫みたいだと思っていたし、友人はミイラのようでいやだという。
足先が細いのは、 熱を逃がさないためで、冬用寝袋としては とてもいいとわたしは
思う。
一回溶けたようになって、何もかも価値基準も手放して空っぽになって
この、炭素ベースの体から、クリスタルベースの体に変容するのだろうか。
鍵は,あたたかさらしい。
肉体を持ったまま、次元上昇するのは 宇宙でも初めてなのだと聞く。
それで、地球はこの時期、宇宙中の注目を浴びてる。
わたしは、何もかも、手放して忘れて 寝袋の中で子供のように熟睡してる。
この寝袋を選んで良かったと思うのは、そのオレンジいろだ。
この色を見るたびに、自分が足りなくて 欲しくてたまらなかった象徴をみるようだ。
それは、太陽が放つ 暖かさのようだ。
これまで、自分に冷たい人を、寂しい思いで眺めてきた気がする。
でも、地獄星であるここで、懸命に自分を守り、自分に有利にことを
運ぼうとする選択がそれであるなら、それでもいい。
同じこの星を生きる仲間だものと思う。
何か、手放せなかった思考も。手放してゆける。
あるがままのあなたで生きたらいい。
太陽の、光、オレンジの色が わたしに何かをくれる。