いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます
伯母様からお譲り頂かれた、私どもの帯をお締めくださった消費者様より
送って頂いたお写真を掲載させて頂きます
掲載に関しても快くご承諾くださり感謝申し上げます
お締めくださっている≪ 若松梅花文 ≫は、江戸期の蒔絵工芸より考案いたしました
蒔絵の中でも最も立体的な 「 高蒔絵 」 を織物組織で表現する為に苦労しました
特に松を 「 細く繊細に且つ立体的 」 に織り上げるために、松の下に極細の糸を
織り込む事で密度を上げ、松を上に押し上げる技法を用いています
このような表現重視の織技術は、織り難く生産性が悪くなります
また、織機を用いてもそれを使いこなす職人の高度な技術を必要とします
個々の職人さんが、私どもの帯造りに対する想いを十分に理解してくれなければ
織りこなす事は出来ません
「 手機 」 で織られた製品に匹敵する若しくはそれ以上の “ 表現力をもった帯 ”
だと思っております
≪ 若松梅花文 ≫
この引箔に用いた本金箔は本金の中でも「 縁付け 」と呼ばれる特殊な打ち方を
したもので、非常に軟らかく土台になる漆に馴染み易く「 引箔 」の質感を上げています
詳しくご覧頂ける方は、過去のブログになりますが
下記アドレスにアクセスして頂けると嬉しいです
【 訪問着用帯 】 25 ≪ 若松梅花文 ≫ | umegakiorimono ときどき日記 (ameblo.jp)
このようなお便りを頂けるのは、織屋冥利に尽きます
心より感謝いたします
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
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