【 Karaori Nouveau 】 74 ≪ 西洋献上文 ≫ | umegakiorimono ときどき日記

umegakiorimono ときどき日記

京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』

いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます。


今回紹介させて頂きます帯は 【 Karaori Nouveau 】 ~ 新しい唐織 ~ です
( 説明が重複しますが、お許し下さい )

『 唐織 』 とは、本来中国から渡来した織物やそれを真似て日本で織った織物の
事ですが、一般には能衣装に用いられる花鳥や花菱などの模様を表した “ 刺繍 ” 
のように見える織物の事です。

『 唐織 』 の特徴は、生地の組織密度を高くし、撚りの少ない緯糸( よこいと )を

使用して、ボリューム感のある柄表現です。
しかし、その特徴である組織故に、緯糸 ( よこいと ) の「 けばだち 」 や 
「 糸浮き 」 ができ易いのも特徴の一つです。


この帯は唐織ではありませんが、従来の 『 唐織 』 の立体的な表現力を保ちつつ
意匠的には近世西洋の装飾デザインを参考にして “ 日本の伝統 ” に ” 西洋の風 ” 
を取り入れた新しい感覚の帯を考案しました。

的には近世西洋の装飾デザインを参考にして “ 日本の伝統 ” に ” 西洋の風 ” 
を取り入れた新しい感覚の帯になっています。

 

     

         

                ≪ 西洋献上文 ≫ せいようけんじょうもん
 

     
   

           

 

    モダンなデザインの中にも基本を押さえた“ 梅垣らしい帯 ”で、良質の絹糸と
    極細の箔を使用し、織物のボリューム感を強調した帯です

 

     

 

   
 

                         【 参考本 】

   

 

           

 

     

 

           

 

     “ 大胆 ” なものから “ シンプル ” なものまで製織していますので
       若い方からご年配の方にもお締め頂ける帯になっています

 

     

 

“ 絹 ” 本来の光沢が、カジュアルの中にも “ 品のある帯 ” に仕上がっています
 

色違いをご覧くださる場合は、右をクリックして下さい。 ≪ 西洋献上文 ≫ ( 白・ベージュ)
                                   ≪ 西洋献上文 ≫ ( 白地 )

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
 

≪ お礼 ≫ 
 

2016年11月16日(水)より21日(月)まで、9階阪急うめだギャラリーにて開催されていた

【 日本が誇る染織の美 名工の世界 】へ、沢山の皆様が足をお運びくださりありがとうございました。 
梅垣も皆様と色々とお話しをさせて頂き大変喜んでおりました。
今後ともよろしくお願い致します。

 

 

2箇所のランキングに参加しています

人気ブログランキングへ   にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(業者)へ
             
2箇所共クリックしてくださると嬉しいです


過去の日記は【 和装小物・バック umegakiorimono オンラインショップ 】をご覧頂けると
嬉しいです
 http://umegakiorimono-online.jp/hpgen/HPB/categories/7431.html
 

$umegakiorimono  ときどき日記     梅垣織物 公式 Facebook