教室では、私より前から居た人たちが、それぞれ、思い思いの物を作っていました
私は、力仕事の部分、土捏ねは一応出来る様になりました
そして、次に、先生は「好きな物を作れ」と言われ、私は、当然の事ながら、スピーカーを作ることにしました
合板を加工しては作りにくい卵型のスピーカー、ちょっとしたテクニックが要りますが、陶器なら簡単に作ることが出来ます
卵型のエンクロージャーは、点音源に近く、無指向性ではありませんが、一般的な箱のエンクロージャーより、かなり良く、今も、店で、私のパソコンスピーカーとして活躍しています
2作目は、今の竹スピーカーの原型の様な形、円筒形の陶器の上にユニットを取り付け、上に、やはり陶器のディフューザーを取り付けた物です
これは、完全な無指向性スピーカーで、考えていた通りの効果が得られ、それなりに満足出来るものでした
それから、いくつか作りましたが、ほどなく、私は陶器のスピーカーに限界を感じる様になりました
いくつかの理由がありますが、一つは、エンクロージャ内の定在波を抑えるのが難しいことがありましたが、もっと大きな問題は、私自身の陶芸に対する技能と、自宅にある窯では、大きなものが出来ないこと、考えているものを自分自身で作ることが出来ない
「私は陶芸家になるつもりで始めたんじゃないし」と言いわけの様なことも考えたりして
そんな時、竹に出会いました