立体テレビと竹スピーカーKaguya(2012/11/25) | umedastyleなAV生活

umedastyleなAV生活

竹スピーカーKaguyaの情報、開発裏話など、時には、脱線することも

 テレビは最初、白黒でした
それをリアルタイムに知っている人は、そこそこの年齢の方でしょう
白黒テレビしかなかった時には、それで不自由しなかった、そんなものだと思っていました
やがてカラーテレビの登場!!
最初に見た時はビックリしましたが、凄く高かった!!
でも、その内に、テレビに色が付いているのが普通になりました
そしてハイビジョン
遠くの方の木の葉が風に揺れるのが見えて、まるで、画面の向こうに実際の景色がある様に感じました
しかし、高い!!
一般モデルが販売されるようになっても、32インチで数百万円していました
それも今では当たり前

最近では立体テレビも登場し、実は、今発売されている大型テレビはほとんどが3D対応です
しかし、世間の関心はあまりなさそうです
一番の要因はメガネをかけなければならないのと、コンテンツの少なさでしょう

自分で立体映像を撮って見ると、情報量の多さに驚きます
私は、20年ほど前に立体ビデオを自分で撮影してみました
その時にはハイビジョンカメラは無く、今となっては画質の荒いNTSCのカメラで、しかも2画面撮るため、更にその半分の解像度になったわけですが、それでも、その映像の中に空気まで感じるほどの臨場感でした
それは、平面の映像と違い、立体映像は奥行きを感じる事が出来ると言うことは、写っている物の左右の距離感だけでは無く前後の距離感まで分かると言うことで、その情報量は平面画像の何倍にもなるわけです
今のところ、大画面ではメガネをかけなければならないのが一番のネックですが、いつかそれも解決するかもしれません

私の作る竹スピーカーKaguyaは無指向性です
何故、無指向性なのかと言うと、実は、私は360度の無指向性にこだわっているわけでは無く、ステレオ再生において、左右の2つのスピーカーから出た音が、距離の違い以外は同じ様に左右の耳に届かなくてはならないと考えるからなのです
この条件が満たされるのなら、無指向性でなくても良い、半分の180度も要らない
しかし、その様なスピーカーシステムは作るのが難しい、多分出来ないでしょう
だから、無指向性なのです

一般的な指向性のあるスピーカーでは、両方のスピーカーから出た音が等しく耳に届くのはとても狭い範囲の場所になります
具体的には二つのスピーカーを頂点とする2等辺三角形のもう一つの頂点、、スピーカーの方向も調整する必要があります
その範囲ですら完全になることは難しい
無指向性スピーカーの場合、壁の反射などの影響を考えなければ、簡単に理想的な音場を作ることが出来ます
立体映像と同じく、正しく聴く立体音響、つまりステレオ再生は、聴く人にとって、とても情報量が多く感じられます
Kaguya type-sk,type-sk7では8Cmのフルレンジユニットを使用しています
フルレンジユニットは一つのユニットで低域から高域まで再生するため、多くの楽器が鳴る様なソースでは音の分解が悪いのが欠点です
それを解決するために、普通は2Way,3Wayとマルチスピーカーを使うことになるわけですが、左右のスピーカーの音がほぼ同じ条件で耳に届く、竹スピーカーKaguyaでは、理想に近い立体音響を再生できますから、同じユニットを使っていても、普通のエンクロージャーに取り付けた指向性のあるスピーカーシステムに比べ、音の分解が悪くて再生が不得意な、オーケストラの様なソースでも、音の定位が良く、つまり、音だけを聴いていては分離が悪い様な音でも、音の位置の違いが感じる事が出来るため、結果的に分解が良くなります

同じユニットでありながら、ユニットの性能以上の再生が出来るようになるわけです
竹スピーカーを作る場合、私はこのことに一番こだわって作っています