こんばんは。梅田陽子です。
お芝居を観てきました。
戯曲作家である岸田國士(きしだくにお)さんの小品選から。
あの女優の岸田今日子さんのお父様です。
以前、ナイロン100℃でケラさんが演出した
岸田國士作品を見たことがあって
それもすごく面白かったので、
今回も楽しみに参りました。
「葉桜」には、
音無美紀子さん、村井麻友美ちゃん 親子の共演。
お見合いをした娘と母のやり取りの二人芝居。
はっきりしないお見合い相手を気に入らない母と
どっちつかずの反応をする娘。
恋愛、結婚をめぐって、
母娘の気持ちが交錯する作品です。
何といっても、お二人は本当の親子でありますから
息が合わないはずがないですよね~。
迫真の演技に私も引き込まれました。
私も結婚したのはついこの間。
私が独身時代は、
梅田家でもこんな母娘のやりとりがあったな~と思い出し、
大笑いしたり、ホロっと来たり・・・。
舞台後の美紀子さんにも
「陽子ちゃんも結婚する前は、
あぁだったんじゃない?」と言われ、
「そーなんです~・・・」と、大笑い。
大正時代に描かれた作品とはいえ、
あまりにリアルで、ビックリ。
母が娘を思う気持ちって、
いつの世も変わらないんだな・・・と実感。
私に対する親の愛情が強すぎるわけではなく、
どのお宅も同じなんだ・・・と。
岸田作品、
舞台セットなどはシンプルなんだけど、
2,3人が座って会話するだけで
心理が読めて、
気持ちが動いていく時間が感じられる。
そして、なんかオシャレ。ハイカラ。
岸田さん、フランスに留学してたから!?
すごいな~。
とても面白かった!!!
明日まで、新国立劇場で行われています。
明日の千秋楽も
音無さんまみちゃん頑張ってね!!!ウメゾウ