天才バカボンやおそ松くんでおなじみの
赤塚不二夫先生がお亡くなりになった。。
天才バカボンで思いだすのは、
「これでいいのだ~」の名ゼリフ
このセリフを聞くたびに、私は、小学校の時の先生を思い出します
なにか失敗したとき、
なにかできなかったとき、
ちょっとくよくよしているとき、
元気がないとき、
先生は、優しく諭してくれて、
最後に決まっていった言葉が、
「これでいいのだよ~
バカボンもいってただろ。
これでいいのだ~。
今はよくなくても、
後になったら、これでよかったと思えるんだから。
これ以上に、もっと陽子ちゃんにはいいことが起るんだ」
というのが口癖の先生だった。
小学校低学年の私。
頭の上はマーク
今、良くないのに、
どうして、先生は「これでいいのだ!」で済ますんだと、
私はムッとしたこともありましたが
先生も、バカボンも、これでいいのだっていうから、
やっぱりこれでよかったんだね、って気が楽になったのを
子供心によく覚えています。
あれから、もう20年以上たったのですね。
今になると、
「これでいいのだ~」と言っていた先生の気持ちが
少しわかるようになりました。
バカボンのパパのコトバ
「これでいいのだ~」って、
悟りの境地だから
これまたビックリしたのだけど、
バカボンってコトバね、
名前の由来はいろいろあるそうですが、
サンスクリット語で悟った人、とか、釈迦とか、
そういった意味があるんですって。
偶然とは、思えませんでした。
ただ、人間生きていたら、
「これでいいのだ」では済まされないことも沢山あるかと思います。
だけど、つらい時程、
子供のころ先生が言っていたバカボンのコトバを
思い出して、
私も「これでいいのだ~」って、口に出しています
私の悩みに限っていうと、ちっちゃい悩みばかりですから。
あとね、私思うんですが、
時には「これでいいのだ~」位な気楽さも必要だと思います。
「~せねばならない」
「~しなければならない」となると、
逆に、人間は狭い世界の中に閉じ込められて身動きできず、
執着に変わってしまいます。
不思議と、人って、
気楽だったり、なんとかなるよな~の余裕がある時の方が、
物事すんなりうまくいくような気がします。
まさに、流れに乗れる時はそういう時だと思います。
これでいいのだ・・・という宣言。
この潔さが痛快です。
すべてを受け入れるココロ。
宇宙の大肯定ですよね。
自分に対しても、他の人に対しても、
これでいいんだよ!それでいいんだよ!
と全部を丸ごと受け入れられる大きな心を持っていたいと思います。
私もえっらそうなこと言っているけど、
自分に対しての戒めでもあります(笑)日々学びですね。
先生、バカボンありがとう!!!!!