きょうも東京はいい陽気でした
ウメゾウ知的好奇心をゆすぶられるものがあれば、
どこでもトコトコ
こちらは国立博物館
そう、レオナルドダヴィンチの絵をみるべく、
上野にやってきました。
平日ですが、混雑していました。
閉館間際でも人は多かったです。
休日ですと、絵に出会うまで「~分待ち」という遊園地の乗り物待ち状態らしい。
注目の高さがうかがえます。
これ、見たかったんだ~。
「受胎告知」
画家になったばかりのレオナルドの二十歳頃の作品です。
イエスキリストの誕生にまつわる
「受胎告知」のお話が描かれています。
宗教画って、風景画などとはまた違って、
独特の存在感がありますよね。
「モナリザ」と「最後の晩餐」を彼が描いたことは
もう、いわずもがな・・・ですが、
レオナルドダヴィンチって一体どんな人?って言われて、
今まで得体の知れない人でした(笑)
絵は書くし、科学者みたいだし、そんな人いるの?ってね。
いるんですね~。
その両方の目を持っている人でした。
あらゆる事象の原因を追究する哲学者、科学者としての目と、
それを追い求めようとする芸術家としての目をも持ち合わせていました。
哲学と科学と芸術を統合しようとしていたスゴイ人だった~
科学が発達してないあの時代に、
鳥が飛ぶのを観察してスケッチして、
飛行の原理となるようなことを発見したり・・・。
人体の不思議さに感動したレオナルドは
熱心に解剖学を研究したり・・・。
樹木と血管と河川と気管支には
ある法則があることを発見したり・・・。
水の流れがおりなす渦や紋様を熱心に研究したり・・・。
それを女性の髪を描くことで表現してみたり・・・。
レオナルドさんにとっての絵画表現って、
自然の真理に到達するための発表の場だった・・・
ということなんじゃないかなぁ・・・と感じました。
ということで、
影響受けやすい私は、
早速、世界を見つめ、分析して、真理を知りたいと思いました(笑)。
すべてはつながっているから、気になることはどんなことも。
面白そうだと思ったことは、貪欲に追求したいですね~。
だんだん、大人になると、そういう気持ちを忘れてしまいがち?ですから。
とにかく、
見れば見るほど、知れば知るほど、レオナルドの偉大さがわかりました。
一見の価値ありです。
6月17日まで上野の国立博物館で行われていますので、
興味のある方はぜひ!