わーい、お休み。
天気もいいし、どこかへ行こうということで、
ウメゾウ世田谷ボロ市へ出かけました。
三軒茶屋から世田谷線
・・・・といったら、あの家政婦は見た!の大澤家政婦紹介所と市原悦子さん
を
忘れずにはいられません。
そうそう、あの電車ですよ。
ガタゴトガタゴト揺られて目に飛び込んでくるのは、
あたたかみのある夏みかんの黄色と、
民家のお洗濯もの。
東京にいるとは思えないのーんびりした風景・・・
生活感がたっぷりで、なんとも愛着
のわく電車であります。
梅雨時はアジサイ
を従えて走るんです。
紫のアジサイが艶っぽくて、
箱根登山鉄道並に私のオススメ
です。
そんな世田谷線に揺られること、10数分。
世田谷駅に着くと、人の多さに驚きましたね・・・。
年齢層は、確かにちょっと高めだったかも。
400年以上前に始まったボロ市は、
12月の15、16日。
そして、年始の1月9日と10日に行われている催しで、
当時農民や町人の方が自由にものを並べて売る、フリマの原点になった楽市
実際、タビが片方穴が開いてしまったから、片方はボロ市で手に入れようといって出かける人なども多かったらしく、
野良着や農具の古着を出す店が多かったとのこと。
そんなわけで「ボロ市」って呼ばれたらしいです。
うなぎ屋さんでビールを呑んでたら、店主がそんな話をしてくれました。
フリーマーケットとはまた違って、
日本の元祖蚤の市といった感じ。
着物、帯が何本もハンガーにつるされていたり、
アナログなストップウォッチ、古いカメラがきれいに並べられていたり、
カンナが並んでいたり、タイムスリップした感じでした。
あと食べ物の屋台も沢山あって、おいしかったなぁ
私はいったい何を食べただろうか・・・・
韓国のお母さんのチヂミ、長野の大町のウィンナー、ふきのとうの味噌漬け、あと、玉こんにゃく、うなぎ、うなぎの肝、甘酒に野沢菜のおやき・・・・。
どれも、はずれなし。美味しかった・・・・
素敵なつげの櫛やかんざしも見つけました
懐かしいハンテンや古布のポーチなども購入。
美味しい、安い、懐かしい~と、イイコト尽くしの一日
それと同時に、人と人とのふれあいがなによりも収穫。
見知らぬ人との優しい会話に、心が触れられた気がします