予約していたクモハ52(2次車)飯田線 4両セットを引き取ってきました。
KATOの飯田線シリーズも旧型国電はこれで最後となると感慨深いものがあります。
飯田線シリーズは最初から集め、一部の電気機関車と165系と313系以外は購入しました。
室内灯は、片流電までは電球色をKATOは推奨していましたが、クモハ52(1次車)からは白色を推奨していました。
ゴールデンウィークに行われた「旧型国電座談会」で、関さんと宮下さんにどちらが良いのか?聞いてみると、実車は蛍光灯だったので白色だが、車内がニス塗りの木目だったので模型としては電球色が良いとお二人とも同意見だったので、アドバイス通り今まで同様に電球色の室内灯を取り付けました。
片流電の時には驚きましたが、この形状のテールライトを点灯させる技術は、さすがKATOです。
中間車2両は一瞬同じように見えますが、上のサハ75 103は両端の客用扉がHゴム押さえですが、下のサハ75 102はHゴム押さえでは無い、また屋根上のベンチレーターの大きさ(形状)と数が違うと差異があるのが旧型国電のおもしろさであり、飯田線沼です。
流電の辰野寄りを発売順に、左からクモハ52004・002・005と並べてみました。
形態差が興味深いです。
先頭部の屋根のおでこの違い、側面の窓等、流電の3両だけでも形態差が楽しめます。
さらに、片流電が発売された時は、何で1番動力車に相応しく無い流電の先頭車が動力車なのか?不思議でしたが、その後の流電セット展開を考えてのことだったのでしょう。
また、この流電3セットを持っている方にはぜひ見ていただきたいのですが、今回の2次車セットは動力車である辰野寄りの先頭車がクモハ52 005と唯一の下一桁奇数車で、飯田線転入に際して方向転換された車両なので、動力ユニットのカバーが他の2セットの下一桁偶数車と逆に付いています。そのことを考えて、今のKATOの標準の動力ユニットカバーとは取り付け方が異なっています。
(画像は上から発売順で、1番下がクモハ52 003です。)
1両たりとも同じ車両は存在しないと言われる旧型国電を飯田線シリーズとして、この品質と価格で発売できたのは、KATOの技術力と金型をうまく駆使した関さんの企画力のおかげだと思います。この飯田線シリーズは、日本の鉄道模型業界の歴史に後世まで語り継がれるものとなるでしょう。
KATOさん、関さん、飯田線シリーズの完走、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
「旧型国電座談会」についてのブログも、よろしければご覧ください。
https://ameblo.jp/umeda-hk01/entry-12800819233.html