今人です!
マシュステの兵庫公演が始まり
いよいよついに演出家の仕事が終わりました!
キャスト・スタッフひっくるめ
本当に本当にたくましく、頼もしく
信頼に満ちたプロフェッショナルな座組です。
自分たちがやっていることがどう面白いのか
それぞれがそれをしっかり理解していて
場面場面で役者が役割を全うしながら
そのシーンで生まれたドラマと熱を、次のシーンの役者が「次は俺に任せろぃ!」みたいに引き継いでいく
それをスタッフが下支えしている。
力を合わせて作品にうねりを生んだ繋いでいく
そのJAM感がかっこいい。
いい演劇、いい座組っていうのはそういうものだと思っています。
自分の演出する作品でそれが体現できていることが本当に嬉しいし
そんな座組と一緒に仕事できたことが、本当にありがたいです。
明日がいよいよ大千穐楽。
劇場、配信でご覧いただくお客様を、魔法と筋肉の世界で思う存分楽しませてあげて欲しいと思います。
そして何より怪我なく、無事に完走してくれることを心から願っています。
これにて、梅棒「シャッター・ガイ」の稽古開始から始まった、怒涛の2024年スプリングサマーシーズンがようやく一区切り。
短い夏に一息つく間もなく、次のお仕事に邁進します!
兵庫、三宮の生田神社。都会のど真ん中にあるとってもきれいな神社でお気に入りです。
そしてこれにより伊勢神宮から始めた御朱印帳が全て埋まりました。
世の中のあらゆるものに、八百万の神が宿っている。
そんな考え方が素敵で
山やその土地そのものを祀る、神道の考え方がとっても好きです。
演劇をやっていると、どうしても、舞台成功祈願祭などで、神主さんがお祓いをしに来てくださることが多く、特に、梅棒の成功祈願祭では、代表としてお祈りを上げる機会が多いので、その際になんとなくではなく、ちゃんとした所作できちんとした手順で気持ちを込めてお祈りしたい。
と思ったのが、神道をちゃんと知りたいと思った始まりです。
梅棒の四日市公演が実現した際、初めて伊勢神宮にお参りに行き、もとより興味のあった御朱印集め、ここからのスタートがふさわしいのではないかと思い始めました。
なので僕の御朱印帳にはお寺の御朱印はなく、神社オンリーになってます。
全国各地を仕事で訪れる際に、朝早く起きて、車でその近くの代表的な神社に行ったりする習慣ができました。
その習慣も、健康的でとても気に入っています。
訪れた場所的にも、御朱印の文字的にも好きなのは、高知の土佐神社。
ここも梅棒の高知公演で訪れたときにいただきました。
神社の森を含む、その土地全体の神々しさと、気持ちよさが、今でも記憶に残っています。
さて、マシュステ兵庫公演を後にし、その足で向かったのは
梅澤裕介が出演している「あやめ十八番」さん
ザ・高円寺1へ
本当に本当によかったです。
脚本から、演出から
俳優も出演されている皆さん全てが素晴らしい演技をされていて
朝の連続テレビ小説を見ているような
どこにでもあるようなそれでいて、濃密な家族の事情、人生の物語
こちらは今年1月に東国3社巡りで訪れた、香取神宮をモチーフにしていて、そこでもとてもイメージがしやすく
自分が普段演出をするような大スペクタクルで、少しファンタジックなお話とは全く正反対の
等身大のドラマ、何も飾らない人生の話
それにとことんぐっときて、のめり込んで涙してしまうとは。
本当に刺さりました。
自分の身内が出演している外部の舞台には率先して立ち上がらないようにしているのですが、
この作品に至っては、本当に素晴らしかったにもかかわらず、立ち上がるような客層ではなかったように感じたので、最後は自分1人だけ立ってスタンディングオベーションしました。
梅と、
同じく出演していた、何かと高校生の時から知っている。この劇団の新劇団員の中野亜美ちゃん。
主宰で、年は一つ下の堀越涼くん。
偶然現場であったザンさん。
いやー、感動しました。
来期からでもすぐに朝ドラに採用されてほしい。
自分のこれまでの役者人生においても、1番大きい舞台への出演が決まりました。
ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』
クコール役で出演します。
これまで東宝さんの作品には、アンサンブル・振付師・演出家と、様々な形でご縁はございましたが、
いち俳優として、役付きで出演する時が来るとは…💦
なんと、駒田一さんのダブルキャスト。
全身全霊、精一杯務めます。
梅棒は、所々のタイミングで大きな舞台に出演するチャンスが訪れているのですが
自分個人としては、そのチャンスを意外にも逃してきたなぁと感じていました。
梅棒が第2回公演を行った際、改修前の、旧PARCO劇場での追加公演のチャンスが来た際、
自分は他の出演が決まっていたので、僕以外の梅棒メンバーがあの由緒あるPARCO劇場に立っているのをうらやましく思っていました。
レキシさんのミュージカルへの振付と出演が決まった際にも、自分ががっつりと絡む事は叶わず、エンタメ演劇の聖地とも言える、赤坂ACTシアターへの出演は叶いませんでした。
その他のタイミングでも、外部出演で、自分が経験したことのない大きな舞台に立っているメンバーを見て、その時も羨ましく感じていました。
そして今回ついに舞い込んできたチャンス。
東宝さんのグランドミュージカルへのプリンシパルとしての出演。
他のメンバーに遅れを取ること幾年か、やっと自分に訪れたタイミングで、まさかの帝国劇場は建て替え笑笑笑
これもまた自分らしいなぁというふうに感じています。
そうは言っては、東京建物Brilliaホールももちろん本当に素晴らしい劇場ですし、当然立つのは初めてのことになりますので、ありがたさを噛み締めながら、いただいたチャンスに全力で答えようと思います!
さてさて、そんなことを言っておりますが
その前に
エーステのFour Seasons LIVE
そして梅棒の19回公演
怒涛の2024年オータムウィンターが始まります。
気持ちよく自分の俳優としての出演につなげられるようにがんばります!
ではでは、皆様残暑お見舞い申し上げます!
また来週!