今人です!
ゲキバカ大千穐楽「ごんべい」
ついに開幕しました!
昨日、大阪での浪花公演が開幕し、
今日、浪花公演が閉幕しました!笑
たった3ステージ!マジであっという間!
お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました!!!
浪花公演でしか一緒に演じられなかったキャストの皆さんもたくさんいて
儚く濃密な3ステージ、全力で演じ切ることができました。
特に、浪花でしか結成できない鬼組!
五代目役の野村さんや
拳役の妹尾くん!
ユウタ、杏奈ちゃん含め
浪花ならではのチームワークが発揮できた、楽しく頼り甲斐のある鬼組でした!
そんな中でも、ごんべい役の山咲和也。
彼が演じるごんべいと、兄弟分役を演じることができるのは、浪花のこの3公演だけでした。
劇団の解散が決まり、この先彼とセリフを交わし合うことがあるのだろうか
そんな想いもよぎる中で、これでもかとぶつかり合うことができた今回のことは、特別な思い出になりました。
最初の2人で語るシーンと
九尾狐を倒した後に2人で語るシーン
3公演とも、全く違うアプローチ、全く違う演技パターンになりました。
"なりました"というのは、"結果的にそうなった"という意味で
役者というのは、何度でも同じように演じる「再現性」が重要なのはいうまでもなく、そこはもちろん大切なんですが
そのシーンで大切にすること、曲げない根幹の部分はブレることなく、その瞬間瞬間で巻き起こる感情の動き、やりとりなどをナチュラルに交信し合うことで、出来上がるごんべいと龍のシーンは、3回とも全く違う形で具現化されて
それは演じてる自分自身もものすごく新鮮で、とても楽しいものでした。
このやり方を認めてくれた演出のカッキーさんに感謝ですし
抜群の受け能力を存分に発揮し、常にこっちをヒリヒリさせてくれた、山咲和也には尊敬の念がやみません。
彼と一緒に描いた物語は、一生忘れることはないと思います。
ありがとう、山咲ごんべい。
さて、明日には東京に戻り
龍役として、新しいごんべいと
拳役として、新しいおりんちゃんと
新しい物語を描いていきます。
その相手はいずれもすいーつ。
これもある意味運命。
ひとつの作品で、違った役同士でこれでもかと気持ちを交わし合える。
そんな役者冥利に尽きる8ステージをすいーつと過ごせるのは、夢のようだと感じます。
来週の今には、正真正銘、解散しているゲキバカ。
1日1日を、万感の想いと共に。
思い出いっぱいのABCホール。
最後にやれて本当に良かったです!
本当にありがとうございました!