本日の読書感想文







​C'est Promis

​遠山晶司先生


あらすじ 


これは近い未来の話。


この星は、地球温暖化により、陸地のほとんどが水に沈んでいた。


そして人間は、新たに水中で社会を形成することを余儀なくされる。


しかし、水中では電話もつながらなければネットもつながらない。Wi-Fiもない。


そう、これは水中に通信環境を整えようとする5人の無謀な人間のドキュメンタリー。




グッときたポイント 


初めはありえない話だと思いながら読んでいましたが、読み進めるとこれはまさに僕たちのことだと感じました。


昔住んでいた場所も、遠く離れてしまうとそこに戻るのに勇気が必要なこともある。しかし、自分のためではなく、それが誰かのためだと気づいた時、主人公は信じられない能力を発揮する。その描写に胸が震えました。


そして、水中世界で現実をひたすら生きながら仲間の帰りを待つ家族のような存在が、距離を感じさせながらも、想いはそれさえも超えてゆく力があると思い知らされました。


クライマックスの「俺は水中の干物にはならねぇ」というセリフがそれまでの人類の過程全てを表しているようで、ハッとさせられると共に、気づいたら涙していました。



こんな人におすすめ 


上に書いたことは全部ウソです。


まだパンフレット撮影をしただけですが、なんとなく遠山先生の挑戦する気概を感じました。


遠山先生の作品をまだ観たことのない方、今回も梅棒とはかなりテイストの違う、そして前作Fight For Fともかなり毛色の違う作品になる気がしますので、どんな方にオススメかはまだわかりません。楽しみにしていてください。頑張ります。


ウソついてごめんなさい。




P.S. 

怪物は、展開が新しく、答え合わせ的にもう一度見たくなる作品でした。これは本当です。



軽く調べたら、やっぱり去年の8月より気温高くなってるみたいなんで、より気をつけていきましょう。手を冷やすのも熱中症予防にいいみたいですよ。アスリートがやってるみたい。では。