夏だなおい。
この前オリンピックが始まったと思ったら
今日が最終日ですって。
引っ越してテレビを見なくなったことで、以前より全然競技を追えなくなったなーと思います。
どーも今人です。
ちなみにワタクシは、スポーツの文化そのものを愛するヤツでして
各競技の最高峰の技術や、ライバル同士の駆け引き、大逆転のドラマなんかを楽しめるオリンピックは、とっても楽しいイベントなのです。
アスリートがその競技をする上で、大事だと思うことが2つあって(俺はどの立場やねん笑)
・アスリート自身(もしくはそのチーム)が優勝する事を目的に活動する事
・その競技の発展、技術の向上、文化の醸成に貢献する事
ひとつ目は単純明快ですよね。
金メダルを獲るため、シーズンで優勝するため、記録を更新するため、最高位を勝ち取るために努力する。
で、大事なのが2つ目。これが超大事。
むしろ優勝とかよりも大切だと思う。
これが疎かにされるとどうなるか。
自分が優勝するため、自国がトップで居続けるために、他の選手の足を引っ張ったり、他国への技術の共有を拒んだりすることになる。
審判を抱き込んで八百長したり、自国開催の国際大会で、海外から来たチームに練習環境を整えなかったり、妨害したり。
これの良くないところは、これをしたところで、本人や自国のチームの実力は向上しないという事。
むしろ強豪国と戦う経験を失い、成長の機会も失うことになるわけですよね。
目先の好結果を得るために、その選手、その国の競技レベルの長期的な成長を妨げてしまう。
その国のお家芸的競技で国民的なスター選手がいる場合は、なおさら周囲からの期待が大きく、どうにかこのオリンピックで優勝させられないか、みたいな空気ができると思うんですが
オリンピックは4年に1度のタイミングですから、運がむちゃくちゃ重要なわけで、世界選手権で何連覇もしてる誰もが認めるチャンピオンがその瞬間に優勝できないこともあるわけです。
何が言いたいというと、メダルの有無などの結果に関わらず、このオリンピックという場で技術の披露と交換が行われ、その競技の発展が垣間見えた瞬間が、自分は1番感動するんですよ。
今回のオリンピックでは
空手の、女子 形の決勝で、それを感じました。
日本代表の清水希容選手は長く世界のトップを走り続けてきた選手で、今回のオリンピック限りの空手という競技では、日本中から金メダル候補と期待されていて、そのプレッシャーは想像を絶するものだったと思います。
その清水選手を破って金メダルに輝いたのが、スペイン代表のサンドラ・サンチェス選手。39歳で2児の母。
2019年に世界選手権決勝でで同点再延長になったりと、世界のトップはこの2選手でした。
奇しくも2人は同じ形で勝負。
清水選手は母国開催のオリンピックで、お家芸で金メダルを取れなかったことを悔しいと語っていました。
しかし、サンドラ選手が試合後に、正座して日本のコーチ陣に礼をしていました。この競技を生んだ母国と、空手そのものに対するリスペクトを強く感じました。
こういった光景を見ると、空手という競技の発展、技術の向上と文化の醸成が感じられるわけです。
日本開催のオリンピックで、日本由来の競技において、たとえ日本代表が優勝できなかったとしても、
それとは違う喜びや感動がそこにはあり、ゆくゆくはその競技の素晴らしい未来に繋がっていくと思うのです。
海外により広まり競技人口が増えることで、再び空手が正式競技に採用されることにつながりますしね。
あ、体操の絶対女王、アメリカ代表のバイルス選手が精神的にダメージを受けて団体を棄権した後、順天堂大学が練習場所を提供し、その後個人で銅メダルを獲得したというエピソードにも同様の感動を覚えました。
はい。
長く語りました。
なんか上手くまとまった気もあんまりしていませんが!
パラリンピックも楽しみですな!
さて、最近は
舞台 「マジムリ学園 -LOUDNESS-」
振付に勤しんでおります。
岡田奈々や向井地美音をはじめ、2018年の初演以来のメンバーがたくさんいるのですが、みんな総じて芝居がむちゃくちゃ上手くなっていて
3年間でたくさんの仕事を経て成長したのだなぁと勝手に感動しています。
初対面の子達もすごく素敵な子達ばかり!
今回は、梅棒でお馴染みのYOUちゃんと振り付けをしており、アシスタントとして佐藤侑愛に手伝ってもらってます。
あ、写真撮ってない汗
今日も通し稽古を見ましたが、むちゃくちゃ良い!!!
カッコいい!!!!
この世界観へのYOUちゃんの振付のフィット感もパない!
こんなご時世ですが、ご観劇を予定されてる方は、楽しみにしていてくださいね!!!!