一昨日の日曜日、大阪にて舞台「TOKYO TRIBE」の大千秋楽が行われました。

当日には台風にも関わらず沢山のお客様にご来場いただいて、客席は満員でした。

今回の舞台は漫画原作の舞台でバイオレンスな描写が多いもので、自分もそうなんですが苦手な方は多いはず。

そういった作品においてでも、多くのお客様が何度も足を運んだりしていただけたのも

TOKYO TRIBEに関わる全ての人が、創意工夫をこらし、自分の持てる力を注ぎ込めたからではないかと思います。

当初関わる人全てが

「どう表現してよいか?」

だれもわかっていませんでした。

でも、この作品が持つ元々の魅力や表現したいものがありました

井上三太さんからは

「メラと海の友情」

だったり

伊藤今人さんからは

「hiphopの持つ格好良さを」

それぞれに表現したいものがありました

そして演者全て皆挑戦者でした

初めての外部演出

初めての演技

自分も主人公でしたし

またスタッフの中にも自分のキャパシティを超える仕事に挑戦している者もいました


うまくゆかないことは沢山あって

各々が苦しんでいることも多々ありました

それでも自分に課せられた課題に皆が真摯に取り組んでいたようでした

それが熱となって仲間に移り、温度をあげ結果舞台に想像だにしなかった熱量が生まれたようでした。


要因は様々あるかもしれません

その中でも僕が好きだったことほ



・1人1人を皆が"リスペクト"できていた

・皆んながその力がうまく発揮出来るよう取り組んでいた

・初めてやることを周りが暖かく支えていた

僕自身、ドキドキワクワクするパフォーマンスをするメンバーに囲まれて

彼等が普段しない"演技"というパフォーマンスをやったとき

それに対して興味といいますか、意識を向けてもらえたように感じました(気のせいだったら恥ずかしいのですが)

僕の中では"尊重"してもらったという感じでした

おかげで本当に思いっきり演じることが出来ました

こういったことが、どんどん積み重なって作品に輝きが出たのではないか?


そう思います

自分のテリトリー外で自分の力を発揮出来るってのはなかなかありません。

神様に感謝します

今後の皆んなの挑戦的な活躍がまた実を結ぶよう期待してます

自分自身少しでも人が心豊かになる手助けが出来ればと、また汗水流してゆきます。


スタッフの皆様、キャストの皆さん、関係者各位

そしてご来場いただいた皆様


本当にありがとうございました。