昨日の午前に

この地区の担当者だと言う方が訪ねてきた。

 

私の娘は

発病したのが13歳の時。

14歳の時に静岡県児童相談所というところがあるのを

新聞で知った。

子供の様子が少し変と気づいた時に、

学校は相談できる場所を教えてもくれなかった。

義母は民生委員を1期半勤めたことがあったが、、、児童に関することは無知だし

孫を心配することもしない。

世間体を気にして隠した。

私は藁をもつかむ思いで、書かれていた電話番号に電話をかけた。

私の話をまずじっくりと聞いてくれた。

義父の町での立場なども話した。とにかくこの家は世間体が一番。

児童の思春期、、、病なのか反抗期なのかと判断がつきにくい年齢だとのことで

静岡の長閑なところにある病院がいいのではと紹介された。

児童の心の病を扱う病院は、まだまだ知れ渡っていない時期のことだ。

娘は幼児の頃から喘息で入退院を繰り返してきた。

近くの総合病院の医師がホームドクターとなると申し出てくれて

何度か死なずに助けて頂いた。

ところが小児科が廃止となった。

遠くの院長となったと報せが来た。

小児科ではなかった。

一応、娘の症状を説明してこういう病院へ通うこととなったいきさつを伝えた。

やはり、この東部伊豆地区には専門の病院は無いとのことだった。

4週間に一度通院した。遠い。最寄りの駅からも遠い。

一日がかりだ。

 

児童民生委員が各地域に任命されたのは

平成6年ごろだったかな、、、定かでない。

後で調べてみる。

この市町村はだいぶ後ではないのかなと思う。

不確かなことを書いてすみません。

 

健康に過ごしている家庭では、福祉課や民生委員との関りは全く無いと思う。

娘がきっかけで児童相談所との関りが出来、

この地域の管轄は東部児童相談所だと言われ、住所も教えてくれた。

そちらへは連絡をしてくださるとのことだった。

 

、、、、、現在娘は40歳。

発病して27年経った。

病名が付いたのは21歳の時だった。

障害者認定をしてもらうためには病名がなければ出来ないからだ。

社会サービスの利用を得るため、暮らしていくための年金を得るためにだ。

福祉課年金課税務課と病院との行き来が続き、数か月してから認定される。

無料というわけではない。

娘には両親がいるとのことでまだいい。

良いことなのか、、、と思うときがある。

家庭への地域からの介入が無い。

身体障害者への社会サービスは多い。

精神障害者が民生委員と関りがもてることを知っていなかった。

 

福祉課から障害者対象の災害時の避難に介助者が必要かの申請書が3 年前から

封書で届くようになった。

始めて届いた時は、娘は家族以外の人は嫌だと言っていたので

必要は無いと回答していた。

昨年は、娘がこの地区のデイケアに通うこともでき、

担当ナースやケアをしてくださる方にも慣れてきたこともあり、

私の体調が時々良くない時が続き、そんな不安から

介助者が必要と申請した。

 

それから何の音沙汰もなく、

昨日、いきなり民生委員が訪ねてきた。

男性だ。

始めて見かける方だ。

家は我が家から数分の所に住んでいて、主人のことを知っている2級上だと言った。

主人から聞いたことが無い方だった。

奥様は知っている。

総合病院の看護師だったからだ。

実家の母がリハビリ課でお世話になったことがあったからだ。

役場の福祉課から依頼されて災害時の避難介助者名簿が出来たので

確認をお願いされたので来たとのことだ。

娘に会いに来たわけではなかった。

避難についての詳しいことを聞いた。

この病気を理解している方が介助してくれるのか。

指定避難場所に大勢の方がいると非難は難しいので病院への非難へとして下さるのか。

と、気になることを聞いてみたが、

まだそこまでは決まっていないとのことだ。

ただ名簿が出来て、担当地区の民生委員が把握して確認し、出来たら報告というところまで

とのことだ。

そこから、地区の区長にこの名簿が渡される方向へとのことだが

まだ決まるかどうかもなっていない段階とのこと。

なんとも、、、あやふやな不確かな災害時の避難介助者名簿だ。

避難優先順位があることを知らされた。

寝たきりの人が最初とのことだ。

そんなことは、申請書には書かれていなかったよね、、、。

 

地区の民生委員、、、詳しく知っている人は少ないと思う。

私が民生委員を知ったのは、

実家でだ。

母が身体障害者となってからだ。

毎月来て下さり、話をして言ってくれた。

とても穏やかで親身で謙虚な方だった。

 

悪いが、、、違う雰囲気の方だった。

名刺を渡されたが、信用できる方かと言われると、、、。

忙しい中、福祉課から依頼されて確認に来たことは労いたい。

相談できるかと言ったら、、、

今まで通り福祉課の方のが信頼できると思ってしまう。

中途半端なボランティアはかえって傷つく。

やはり期待できない。

家族が看ることしかできないじゃ。

 

法律で定められていても、全部の市町村の役所がそれにのっとって

やっているところは無い。

災害時の避難所だって避難者全員を受け入れられる余裕もない。

そこのところを分かっているのだろうか。

分かっていても区長を通して意見が上がらなければ対処できないのだろうか。

 

もやもや、、、、、もやもや、、、、、

と、この民生委員が帰られた後

主人と娘に伝えたが、

もやもや、、、、、もやもや、、、、、

が消えないのです。

 

やっぱりこんなもんかと、、、。